「自分の子どもが殺されても同じことが言えるのか」と叫ぶ人に訊きたい~正義という共同幻想がもたらす本当の危機 森 達也

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自分から手にすることは、先ずないだろう~長ったらしいタイトルです。

知人から読んでミ~と渡されたので、しばらく熟成(積読)させてからページを開いてみました。

 

書かれた内容をマッタク受け付けない方が多いでしょうね。

メディア側の人なのにメディア批判をします。

体制批判はモチロン。

当然に著者自身も批判を受けまくっているでしょう。

読みながら、賛同できる部分もあるが~、「違うだろ!」とつぶやくこともあった。

頭の中は「お花畑」に苦笑します。

最近発生した事件と報道にも重ねて読みました。

「写真は欠損されているからこそ強く訴える」(P.195)

画像から被写体の置かれた環境や過去~未来を考え、想像するのでした。

 

真実は何か?どこにあるのか?。

・・・いや、真実は一つしかない。

「真実」を伝える間に、「真実」が加工されたり、一方向から見た「真実」の面しか伝えられていないことがある。

これも「真実」のようです。