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月別アーカイブ: 2015年6月

水無月 晦日

月末に当月分のブログ記事を月初から読み返しています。

・・・相変わらず中身がないですね~。

読みながら、記事を書いた時期を思い出すと、その辺りにあった出来事に繋がり、こんなこと~あんなこと~を思っていたのだな~と自己分析&反省。

日記の延長ですから使い方としては、これで良しです。

おかげさまで、なんとかイイ過ごし方が出来た6月だったのではないかと思っています。

僅少ながら学ぶこともあり、成長できた?。

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存在感あります。

ねこ画像を多くアップした月でもありました。

横になっているせいもあってか、本体がマスマス大きく成長している気がします。

 

身体が大きくなるのは極力控えるようにして、他の面で来月も少しは成長できるか?。


きまぐれ店主と・・・

ハイカラな場所で、ワインをいただく10人くらいの集まりに初参加。

参加者各位、ワインがお詳しいのです。

「カルフォルニアの△△はいいね~」

「この、南アの▽▽もナカナカだね~」

・・・違いは何となく分かるが、どれを飲んでもウマい・・・としか言えない自分がいます。

ハイカラなお料理に舌鼓を打って・・・コレもウマい・・・。

ボキャ貧だナ。

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楽しい美味しい時間と空間でした。

何でも美味しくいただけるのは健康な身体あってのコトです。

初めてお会いする方々とも、打ち解けて会話できるのはワインのおかげです。

新参者を受け入れてくれた皆さんのオカゲです。

誘っていただいた、Kさんのお蔭です。

(順不同)

 

有り難いことだナ~とつくづく思う。

ありがとうございます!。


SRI

クルマで移動中のラジオは楽しい?情報源です。

国会中継は失礼ながら、特に面白い!。

討論が白熱してくると、議員さんたちはイッタイどんな表情で質疑や答弁しているのか?と興味を持って見たくなる時があります。

苦しい答弁や見当違いな答弁もありますね。

でも、時間切れで中途半端なまま、次の質疑に行っちゃうんです。(後でリカバリーしていると思いますが)

 

でも今回は、国会中継ではなくラジオで聞いた、昔のテレビドラマの話。

昭和40年代初頭の「怪奇大作戦」・・・というマイナーなSF仕立てのドラマが紹介されました。

近年、リメーク版が製作されているようですがオリジナル版についての内容です。

番組名は覚えていたが、内容は不確か。

SRI(Science Reserach Institute)科学捜査研究所のメンバーが怪事件に立ち向かうのでした。

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ドラマに登場するこのクルマ(軽のオープンカー?)は何となく覚えています。

SRI・・・今ならスマホの「Sri」か、社会的責任投資(Socially responsible investment)?。

なお主題歌と映像は決して子ども向けではないです。かなりキテマス。

 

後年のX-ファイルに先駆けたドラマだったと思ふ。


日本人が知らない漁業の大問題

「日本人が知らない漁業の大問題」 佐野雅昭

~日本の漁業、卸売市場流通、そして小売業者がこのまま劣化していけば、未来の消費者は「食」の豊かさも、日本が誇る「食」文化も失ってしまうでしょう。(本帯カバー裏面)~

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北陸にいると感じにくいと思う。

海は近いし、魚介類は美味いし豊富にあるもんだ!と思い込んでいました。

しかし実態は・・・。

国内農業よりも漁業の方が、担い手問題や構造的に事態は深刻。

アジやイワシ等の近海魚が美味くて安い!と単純に喜んでばかりはいられない実態が明らかにされています。

好物のマグロやウナギも気軽にいただけないのでした。(もともと頻繁に~というワケではないが)

また、 魚のブランド化を進めた結果、ブランド魚が氾濫してしまい差別化になっていない。

単なる販促ツールという現実。

これは他のモノにも当てはまる。

 

「最先端の養殖技術を導入した環境と共存する持続可能な養殖産業。百年後も変わらず、この漁場で養殖を続けていく。この信念のもとで取り組んでいます。」

・・・とハマチ養殖に取り組んだ企業から、ハマチを買い叩いた?結果5年で養殖業から撤退するきっかけをつくったらしい?本書に数回登場する大手スーパーが何処なのか?気になる。

 

漁業と農業の産品や加工品を輸出して外貨獲得を目指す施策が脚光を浴びているが、元々は自国民が食べるものを確保する方が重要・・・という本書の当たり前の指摘に、ハッ!とさせられます。

 

魚好き(食べる方の)は必読です!。

いろんな魚を食べましょう。

モチロンきれいに食べましょう。


う~ん、弁慶にしておけ

ご縁があり、落語(三遊亭鳳楽)を聞く会に参加させていただきました。

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当日の落語2題。

<青菜>・・・「鞍馬から牛若丸が出でまして、名も九郎判官(くろうほうがん)」 「ああ、義経にしておこう」

 

<妾馬(めかうま)>・・・「わたしゃお前に火事場のまとい 振られながらも熱くなる」(都々逸)

 

爆笑!ではなく、クスッ・・・(笑)、という感じが落語のいいところでしょうか。

 

身体の老化は、耳(ミ)・喉(ノ)・歯(ハ)・目(メ)・爪(ツ)の順で進行するらしい・・・?。

また、みりんと焼酎をブレンドし冷やして飲む、直し(江戸)や柳蔭(上方)と呼ぶお酒があることを知りました。

 

新しいことを知ると、なんかウレシイです。(役にはたたないが・・・)

楽しゅうございました~。


忘れられた日本人

「忘れられた日本人」 宮本常一 著

昭和14年以来、日本全国をくまなく歩き、各地の文化を築き支えてきた伝承者=古老たちから聞き取ったリアルな記録。

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・・・あんたはほんにこの村一番の働き手でありました。

あんたの家の田が重一さの家の下にある。

あんたが、下ではたらいているときに、重一さの親が、今夜は戸をたててはいけんぞ、金平さが仕事をしておるで、というて、表のあかりが見えるようにしておいた。

 

・・・へえ、そうじゃったかのう。わしはまた、あの家はいつまでも夜おそうまで表にあかりをつけてくれているので、鍬先が見えるもんだから夜おそうまで仕事ができてありがたかった。

そのかわり食うものもよう食うた。

うまいの、うまくないのと言うておれだった。

はァ、一日に五ヘン食いましたのう。

朝は三時におきました。そうしておチャノコといって、ごぜんをたべて山へ柴刈にいった。

戻って来て九時頃に朝飯をたべる。これはメンツに一ぱいがきまりでありました。

昼飯はひるからの二時頃で大てい山や田でたべる。

五時にはヨイヂャと言ってたべ、ヨーメシは九時でありました。(P.76)

 

明治期の地方の風景。

ブラック・・・なんて考えはなく、働くのが当たり前で、子どもも大事な働き手だった。

日本の原風景なんでしょう。

 

伝承者がいなくなって、自然に忘れ去られる人と文化がある一方、敢えて忘れるようにされた人々の存在も・・・。

 

日本の歴史・文化は地方の無名の人々によって支えられ、連綿と伝承されてきたのでした。

これからも変わりなく続きますように。


~ありがとうございます~

仕事上でもプライベートでも、様々な方々に支えられたり、助けられているな~とシミジミ。

当社社員はモチロン、各店の店長さんや従業員の方々。

チョッと困ったことや分からないことがあると、相談にのってもらえる専門家の方々や友人たち。

商業施設を運営する上でも大事な機械設備や日常のメンテナンスと保安警備の業者の皆さん。

当たり前過ぎて忘れがちだが、昼夜を問わず電気と水が供給され続けていること。

舗装された道をクルマで走り、何処へでも行けること。

 

そしてチョッと前まで、ドタバタ?していた公的機関への書類提出も様々なアドバイスを受けながら完了しました。

・・・等々、挙げだすと、キリがないくらいに周りから助けられ支えられていることに気が付きます。

この金沢に日本に・・・地球上に存在するということは、地球上全ての存在から支えられているということ。

~と、そこまで大袈裟に思わなくてもいいのかもしれないが、「感謝」の気持ちは常に持ちたい。

また、自らが支えられるだけではなく、誰かを助け支えることも、気負いせずに、さり気なく出来たら・・・。

 

何故か、フト、一日の始まりに思ふ・・・。


アホの壁

以前、「バカの壁」(養老孟司)がベストセラーになりました。

読みましたが、なんだか期待した?内容と違い難解だったことしか憶えていません。

 

・・・店の書棚で他の本を探している時に見つけたのがコレでした。

「アホの壁」筒井康隆 著

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著者のブラックユーモア満載小説しか読んだことがないが、先ずタイトルに惹かれました。

 

・・・小生が考えた「アホの壁」とは、養老さんの「バカの壁」のような人と人との間のコミュニケーションを阻害する壁ではなく、人それぞれの、良識とアホとの間に立ちはだかる壁のことである。

文化的であり文明人である筈の現代人が、なぜ簡単に壁を乗り越えてアホの側に行ってしまうのか。

人に良識を忘れさせアホの壁を乗り越えさせるものは何か。

小生はそれを考えてみようと思ったのだ。・・・(序章 なぜこんなアホな本を書いたのか)

 

「バカの壁」に期待したことが「アホの壁」には書かれている!。(多分)

 

「過去の政府談話を踏襲する」の「とうしゅう」を4回も「ふしゅう」といった某日本国総理大臣は、「そんな古い発言、すでに腐臭を放っておるわい」と言いたかった・・・と分析する「フロイト的アホな間違い」に納得?です。

アホな間違いや行動・発言には本人の深層心理が反映される。

 

どんな知的な人であっても、アホの壁を乗り越えた場合はやはりアホということになる。

我慢の限界がつまりはアホの壁ということになるだろう。(P.117)

そう、誰しもアホになる時があるのです。

 

アホを装っている方もいるかもしれないが、真正のアホにもなります。

 

全編を通じて様々な「アホ」が描かれる、「アホ」を称える本でした。

アホ万歳。

 

決して柳の下のドジョウではない、筒井流「アホ(バカ)の壁」でした。


心地好い場所

朝の三口日吉神社にて。

神社の木々が、陽射しをさえぎってくれるので快適です。

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いろんな鳥たちのさえずりが聞こえます。

毎度思います。木々だけ見ていると、何処かの高原か避暑地にいるような気分になれる。

パワースポットなる言葉には違和感を持つが、確かに境内にたたずむと気持ちが安らぎます。

「身体感受性」を鍛える?場。

森林浴効果と鳥の鳴き声を聞く、癒し効果も添えて。

徐々に身体も目覚めてきます。

そんな朝のショートトリップでした。


ね(=^・^=)こ

近所の朝の一コマ。

何やらクルマの点検をしているようにも見えるが・・・。

気になる匂いでもあったのか、食べ物でも隠してあるのか?。

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その後、何事も無かったかのようにフロントバンパー下の影になっている部分へ移動。

側溝の鉄板が冷え冷えして心地いいのかも。

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ご近所ねこを見かけると和みます。

そして反射的に画像を撮るし、これをネタ記事にしようと考えます。

特に、ここで取り上げる連中は人馴れしているので、外でもグダグダ状態。

安心しきっています。

いるだけで穏やかな雰囲気をつくってくれる。

地域風景の一部になっています。

ねこを自由にさせている放し飼いが、近所迷惑だということで規制する向きもあるようです。

確かに交通事故にあったりケガをするのは困ります。

でも、出来る限り一帯をウロウロさせてやりたい。

それが可能な道路環境や地域コミュニケーション、決まりごとも含めたマナーを守ることも、広い意味での地域づくり・まちづくりなのかな~と。

 

ねこ嫌いの方には申し訳ないが・・・。


Billions&Billions

「百億の星と千億の生命(Billions&Billions)」 カール・セーガン 滋賀陽子/松田良一 訳

Billion(10億)の上が10Billions(100億)、その次が100Billions(1000億)。

さらに上になるとTrillion(1兆)と~久しぶりに英語に触れる。

なるほど~上手い邦題です。

 

10億を毎秒1づつ昼夜兼行で数えると32年かかり、1兆だと3万2000年かかるという当たり前のことに、あらためて驚く。

因みに1000兆を数えると3200万年かかる・・・どんな数字か想像もできない、マサに天文学的数字。

そして宇宙の年齢は137億年らしい。

数字の説明から始まったので、スケールの大きな宇宙とその未来が語られるのかと思い読み出すが・・・政治的メッセージが目立ったかな。

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著者は、現代文明が直面する気候温暖化、石油資源をめぐる争いに大きな危機感を持ち警鐘を鳴しています。

このままだと地球と人類の未来には暗雲が立ち込めている。

1997年の作品だが著者が危機感をもった事柄は現在は改善されているのか?。

そして、新たな問題が生じてはいないか?。

 

本書中、第17章 ゲティスバーグと今 のスピーチ(1988年7月3日)が感動的です。

今でも遜色なく耳を傾けることが出来ますし、今こそ再認識する必要があるのではないでしょうか。

人類は将来に亘り、ダモクレスの剣の下に暮らしていかなければならない・・・。

 

そして、全編を通して著者の飽くなき真理への探究にも感動しました。

著者は、残念ながら1996年12月に世を去りましたが、その直前まで冷静に自らを観察している様子が感じられ~、ヒョットすると現在も探究の旅に就いているのではないか?と思う。

 

果てしない宇宙へ向かった、パイオニア10号11号ボイジャー1号・2号のように。 


特効薬

前日に、ササが過ぎた翌日はコレです。

めん処あかさかのいなりうどん。

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夏でも熱々がイイのです、シャッキとします、とてもよく効きます。

普段からよく食べる、いなりそばと共に嗜好の・・・いや至高のメニューです。

美味さを引き立てる食べ方は、空腹と二日酔い状態で食べる?こと。

 

食後の発汗効果がタマラナイ・・・。


コミュニケーション不調?

近所ねこM。

人差し指を近づけて、「チッチッチッ~」とやると、指先の匂いを確かめ(そのように見える)て目を細めます。

その指先で額あたりや耳の後ろを軽く撫でてやると、頭を傾けてくる。

タマに嫌そうな声をあげて去っていくこともあるが、今回は機嫌がイイらしい。

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そして、近所ねこY。

カメラを向けるとチョッと顔をあげて、直ぐにまた降ろします。

肉球チラ見せ。

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ささやかなご近所コミュニケーション。

 

コチラを同様に撫でようとしたら・・・「ワン!(怒)」。

たくさんの人に触られてご機嫌ななめだったのか。

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ねこの匂いが残っていたのか。

 

白柴のエースくん、吠えなくてもいいんだよ。


平薩摩守忠度

昨日(16日)の日経コラム春秋。

~サツマノカミ御用!という見出しが、昭和の新聞にはあった。いまでは死語だが、無賃乗車のことをこう呼んだのだ。~

平忠度(たいらのただのり)の官命が薩摩守(さつまのかみ)だったから・・・という。

なんとも手の込んだ、というか粋なシャレです。

本来なら由緒正しき有り難い「薩摩守」も有難迷惑。

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平薩摩守忠度は、歌人でもあり文武両道の武将だったらしい。

 

コラムにもありましたが、他人の家や事業所の無線LANに不正アクセス(タダ乗り)して、ワルさする輩が多数いるようです。

ウチも気付かないだけで、「サツマノカミ」されているかも?しれない。

また普及している公衆無線LANでは、スマホやPC内のデータがダダモレの可能性もあるらしい・・・。

タマに繋ぐことがあるが、大丈夫なのかどうか不安です。

 

・・・かなり前に読んだ本を思い出しました。

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フリーライダー ~あなたの隣のただのり社員~

当時は、ドキッ!自分のこと?・・・と思ったり思わなかったり、しながら読んだような・・・。


寅さんとイエス

「寅さんとイエス」 米田彰男

著者は神父さんです。

何故、寅さんとキリスト教が結びつくのか?変わったタイトルにも惹かれて読み出しました。

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・・・イエスの実像については、マタイ・マルコ・ルカ・ヨハネという四つの福音書が典拠とされてきた。

さらに、二〇世紀後半になって発見された幾つかの資料は、イエスとその周辺について無視できない情報をもたらしている。

その分析を通して見えてきたのは、イエスの風貌とユーモアは、たとえば寅さんの世界に類似しているという意外な発見だった。

聖書学の成果に『男はつらいよ』の精緻な読み込みを重ね合わせ、現代が求めている聖なる無用性の根源に迫る。・・・(本書カバー)

 

寅さん・・・「男はつらいよ」の有名な主人公。

48作ある映画は、1作品も通しで見たことがなく、アバウトなイメージでしか「寅さん」を知らないのでした。

しかし、本書では映画の名シーンのセリフがいくつも紹介されていて、それを読むだけでも寅さんシリーズが国民的支持があったのだな~ということが分かりました。 

 

奇跡を起こし人々を導き、そして人々の苦しみを一手に引き受け磔刑に処されたイエス。

自分よりマドンナの幸せを願う寅さん、周りの人たちはしょうがないな~と見守る。

そして観客はそれに喝采を送る。

 

人々を引き付けるには難しいことばかり言っていたらダメなんですね。

ユーモアや楽しいこともないと人は集まってこないです。

歴史上の他の宗教家も同様だったのかも。

 

♪ どうせ俺らはやくざな兄貴

  わかっちゃいるんだ妹よ 

  いつかお前の喜ぶような

  偉い兄貴になりたくて

  奮闘努力の甲斐もなく

  今日も涙の陽が落ちる

  陽が落ちる ♪

 

DVD観てみようか~。


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