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月別アーカイブ: 2016年3月

弥生 晦日 (著者 吉村 昭)

昨日(30日)の「お客様特別ご招待会」には、大勢の方にご来館いただきました。
誠にありがとうございます!。
 
 
「三陸海岸大津波」 吉村 昭
 
購入したのではなく借りた本。
原題 『海の壁-三陸沿岸大津波』 1970年7月刊   「三陸海岸大津波」 1984年8月刊 です。
そして文庫化されたのが、2004年。
 
前兆、被害、救援の様子を体験者の貴重な証言をもとに再現した震撼の書。
この歴史から学ぶものは多い。(本書カバー裏面)
 
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明治29年(1896年)6月15日、昭和8年(1933年)3月3日、昭和35年(1960年)5月24日に三陸地方を襲った大津波について克明な調査に基づいて書かれています。 
 

・・・1958年7月にアラスカのリツヤ湾を襲った津波は史上最高のもので、500メートルの高さに達したという。・・・
「津波の歴史」章にある、この一文に戦慄しました。
これら自然の脅威には全く人知の施しようがない。
 
実は本書を借りたものの、東日本大震災の津波記憶が鮮明なので、なかなか表紙を開けなかった。
思い切って?読みだす。
読むのならば、3月中に・・・という思いもありました。
読み進めるとどうしても、大震災時の津波映像が過ります。
中でも、昭和8年大津波後に書かれたという子供たちの作文の数々は、その映像と相まって心に迫るものがありました。

 

 
記録がある限り、古くは貞観11年(869年)から、度々大津波に襲われている三陸地方だが、風光明媚で豊かな海産資源に恵まれているために人々は住み続ける。
そして、津波との戦い~被害を抑えるための壁や避難道を築き、高台に住み、避難訓練を繰り返す~。
おそらく・・・住み続ける限り。
 
もし、著者がご存命ならば・・・どのような続編を書いたであろうか?。


朝からハプニング!

ナンということでしょう!。

本多町付近のクルマが交互通行できない幅の通りで、クルマの右前輪をミゾに落としてしまいました。

恥ずかしいやら情けないやら・・・。

 

右折しようとしたら対向車が来たので、一旦避けてから、やや大回り気味に曲がったところ・・・クルマの傾きを感じる。

イカン!と直ぐにブレーキを踏み、すかさずRギアに入れてバックしようとしたタイミングで、右前輪部からゴトリ・・・と音がして、完全に傾きました。

外に出てみると左後輪が完全に浮き上がっています。

見た瞬間に自力脱出をあきらめて、近所のクルマ屋さんにレスキュー依頼~10分ほどで到着。

バンパー下のフックに牽引ロープを掛けてクルマで引っ張ったところ、速やかに危機脱出できた・・・。

ヤレヤレ~ホッと、まずは一安心。

付近の方々も何事かと、2~3人出て来ています。

「よく脱輪する場所ねんわ~」

「スミマセン!、朝からお騒がせしました!。」

 

狭い小路は歩くには楽しいが・・・クルマの際は気を付けませう。(反省・・・)

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バンパーに引っ掻き傷(涙・・・)、この程度で済んでヨシとしなければ~。


リアル・スローリーディング

「銀の匙」 中 勘助 作

以前、スローリーディングと書いた際の一冊ながら~4年間、熟成?させてようやく読み終えました。

リアル・(超)スローリーディングです。

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作者の幼い頃(5歳~6歳)から青年期(17歳くらい)までの日常の思い出の数々。

まだ、藩政期の名残が感じられる明治20年代の情景が浮かびます。

やさしい伯母さんとのふれあいや、同級生との交流や遊びやが淡々と描かれ、その時々の気持ちの表現が印象的。

自分だったらどう思ったか?、同じ気持ちになっていたか~。

当時は、こころ優しい人が多かったのでしょうか。

元武家階級の家庭だったから?。

 

幼児の遊びの中にも、「山崎合戦の場」、「百人一首」等の歴史上の出来事や古典が、さりげなく、ふんだんに盛り込まれています。

学校で教えなくても、一般常識として低学年から備わっていたのだな~。

本書が、超進学校の授業教材となったことも納得です。

 

ただ、展開がゆっくりなので、間延びした感じがしたのは、現代人がゆえか。

それとも、まだまだ熟成期間が足りなかったため?。 


年度末間近

3月の最終週でもあり、年度末が迫っていることもあって、世間一般が何となくムタムタ?な、雰囲気に包まれているような月曜日。

釣られてコチラまでムタムタし出す。(コレはいつものことか~。)

実際、あまり業務とは関係ないが、3件ばかりの関与している年度末締めの業務あり。

落ち着いて処理していきませう。

 

手短に~。

 

 


ランチタイムで学ぶ

行政関係の窓口を数件巡り、慣れない手続きに~ややナーバスな正午過ぎ。

お腹も空いてきたので、久しぶりにランチタイムに立ち寄った、お店での出来事です。

 

年配の方(店主?)が、グラスに入った水を持ってきたので、メニューを指さし、「コレください!。」と注文しました。

注文の復唱がありましたが、注文の品と違うような?。

メニューを指で示しているし、お店での符合的な短縮した言い方があるのかなぁ~と思っていました。

しかし、注文を取りに来た方の行動を見ていると、やや不安あり・・・。

 

案の定、オーダー間違い発生です。

セットメニューだったために、足りない品を追加すればOK!ということと、他の店員さんの素早いフォローもあって、スンナリと解決。

期待通りの美味しさ!。

 

多分、ご家族で運営されているのでしょうね。

ひょっとしたら、このようなことはショッチュウ有るのかもしれません。

上手にリカバリーされていたと思います。

美味しさと、連携の清々しさを感じてナーバスさは吹き飛びました。

また、来たくなります。

最初の年配の方へのクレームはありません。

 

ごちそうさまでした!。


寺院消滅

寺院消滅 失われる「地方」と「宗教」 鵜飼秀徳

 

日本全国の寺院数は、約77,000寺。

うち住職がいない無住寺院は、約20,000寺。

さらに宗教活動を停止した不活動寺院は、2,000寺以上と推定されている。

浄土宗の現役僧侶であり、ジャーナリストでもある著者が描く、渾身のルポルタージュ。

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地方から都市への人口流出、住職の高齢化と後継者不在、檀家の高齢化、お布施の「見える化」、葬儀・埋葬の簡素化・・・。

 

地域差はあるが、お寺が専業で成り立つ檀家数は200軒らしい。

お寺の主な収入源は、檀家からの、お布施・墓地管理料・建物維持のための護持料・寄付等。

人口減=檀家減、人口が多い都会でも葬儀の簡素化で檀家制度が成り立たなくなっている

後継者がおらず、無住寺院も当たり前になっていて、檀家との関係が希薄になっている。

 

読み進めるうちに、まるで地方の中小零細企業が置かれている現実に似ている・・・と思う。

だが、収入が減り、後継者もおらず維持が難しいのならば無くなっていくのはショウガナイ・・・という企業や商店に対する市場経済原理を、お寺にも当てはめていいのか?と本書は問いかけます。

加えて、宗教法人というのは解体するのもヤヤコシイらしいが~。

「お寺」は、単なる宗教施設ではなくコミュニティの中心でもあるはず。

同様に神社も存続の危機に見舞われています。

 

そして、昔から、国家と宗教は時には対立しながらも、お互いを利用しあってきた歴史がある。

江戸幕府が設けた「宗門人別改帳」が檀家制度の始まり。

明治政府による神仏分離令でお寺や仏像が破壊されたことも。

大戦中は、仏教も神道も戦争の後押しした。

 

まだまだ、北陸は信仰心が深く、宗教行事は生活に深く浸透しています。

しかし、人材派遣業に登録して、檀家ではない葬儀に出向く僧侶もいるという現実。

物議を醸している、A※a※o※の御坊さん便も決して都会だけの話ではない。

 

現代は仏教に限らず、宗教の底力が問われています。

寺院は消滅しない・・・させない!。

 

宗教というデリケートな内容に加えて、現代の社会問題との関わり合いが、多く盛り込まれた好著~と、僭越ながら思います。

このような記事にするのも難しかった・・・。


まるげりーた♡

時々、無性にピザを食べたくなる。

それも、薄手生地のパリパリ感のあるピザを。

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モッツァレラチーズとトマトソース&バジルのみ。

焦げ具合が最高!。

何枚でも食べれそう~。

アッ!、ワインがあれば最高ですね。

私腹・・・いや至福のひと時。

 

午前中から~既に、お腹が鳴ってきました・・・。

少し雪がチラつきましたが、いい天気になってきましたね~。

能天気です。


デュアルモニター

PCモニターを取り替えて画面も大きくクリアで見やすくなって、ほくそ笑んでいます。

今までのモニターは、その辺にうっちゃってあったのだが~、デュアルモニターという使い方があることを知る。

ヨシッ!ということで、必要ケーブルを購入してモニター2台にしてみました。

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オー!株や為替のトレーディングルームみたい。

そして、なんかの秘密基地っぽいな~と、また、ほくそ笑んでいます。(仕事らしいことはほとんどしない・・・。)

モニターのサイズがそろっていれば、よりカッコイイのだが、それはガマン。

また、いく分、ゴチャゴチャしてきたのは仕方ないかな。

そのうちに、レイアウト変更が必要ですね~。


ムタムタなスピーチ

とある会合で、20分ほどスピーチ?する機会がありました。

何の話をしようか~?。

支離滅裂にならないように・・・。

内容は自由だったので、本ブログ初期に書いた「笠舞」と「崎浦」の歴史を中心に話すことにしました。

あらためて調べなくても、だいたいの内容は覚えています。

笠舞の地名由来と、藩政時代に「お救い小屋」が設けられたこと。

これに、最近のまち歩きで感じたことを加えます。

金沢は適度な大きさのまちであること。

金沢城天守閣を目指して登城する藩士気分になれること。

崎浦地区には、近い将来に金沢美大と県立図書館が移転すること。

 

いままで先人が、守り培ってきた自然環境や歴史・文化を、次の世代に引き継いでいく責任がある・・・といったエラそうなことも少しだけ。

 

手元の原稿ばかりを見ていたと思うが、なんとか無事に(多分)終えることができました。

話し終えると、安堵感とともにケッコウ~疲労感MAX・・・。

 

山ほどある、慣れないことの一つでした。


一歩前進

関連事業所の労働~社会保険関係を整理整頓ちう!。

グレーゾーン?が、幅を利かせていました。

専門家のアドバイスを受けながら、キッチリ、交通整理してシッカリした形にしています。

今までやろう~ヤロウ~と思いながらも、先送りになっていました。

実際にやってみれば、大したことはないのだが、法律用語や数字の羅列に~ヒルンデいました。

まだまだ、至るところに是正したいトコロはあります。

イッペンに片づけるのは無理なので、少しづつでも着実に仕上げていこう!。

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あまり理解していない分野・・・。


秘境の奥地から~

悩んだ末・・・PCモニターディスプレーを購入。

A※a※o※に弱点を突かれました。

画面上に、さり気なく現われ、頃合いを見てセールスメールを送ってくる・・・。

今なら少しばかり値引きしますヨ・・・なんなら、2日後に届けますヨ・・・モチロン送料無料ですヨ・・・とささやかれて~注文確定をクリックしていた。

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早く届けるのは、ユーザー本位のようではあるが、キャンセル防止のためでもあるのだろうか?。

なかなかの商売人(機械か?)です。

 

いずれにせよ、悩みごとが一つ減りました。

スッキリしたのでコレで良し!。


厳しい現実

北國新聞3月19日(土)朝刊に、こんな記事が・・・。

~パトリア経営「厳しい」~

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JR七尾駅前の複合商業施設「パトリア」の核テナントが、来年4月以降の契約を更新をしない・・・即ち、撤退。

施設運営会社には行政も出資しているが、財政面の支援は無理らしい。

核テナント撤退で大口の賃料収入が減る・・・他人事ながら、見過ごすことはできない内容です。

 

こんな風に報道されると、風評被害にはならないか?。

それとも、ホワイトナイトが現われるのか?。

地域住民から存続の声が上がるのか?。

決して、七尾だけの話ではない。

地方の単館商業施設の現状かと思います。

行政・施設管理者・撤退店舗、そして、お客様・・・誰も幸せにならない。

 

「パトリア」部分を、他の名称に置き換える・・・アナオソロシヤ・・・。


ガッツリ系

とある日のヒトサラ~。

某人気ステーキ店でのランチタイムです。

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満席、間際に滑り込みセーフ!。

A5ランク和牛をお手頃価格で提供してくれます。

画像のステーキで120グラム。

チョッと少ないかな?と思ったが、分量は丁度良かった。

味・ボリュームとも申し分ない上に、スタッフさんも朗らかです。

 

パワーチャージしてギラギラ?になりました。

また、張り切れます!(お腹も・・・)。


ホワット・イフ?

「ホワット・イフ?」 野球のボールを光速で投げたらどうなるか ランドール・マンロー 

著者は、NASAラングレー・リサーチ・センターでロボット開発に携わり、NASAを辞してインターネットコミック作家になったという、バリバリの理系ヲタク。

WHAT IF? というウェブサイトに投稿された、ありえない!&バカげた!質問に、著者が科学的考証に基づき、懇切丁寧に答える?という内容の本です。

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タイトルにある、「光速の90パーセントの速さで投げられた野球のボールを打とうとしたらどんなことが起こりますか?。」・・・との質問の答えは~。

ボールが投手の手を離れた瞬間、摩訶不思議な手段で時速10億キロ!(光速の90%)に加速されたとする。

同時にボール表面では核融合(!)が起こり、約70ナノ秒後にホームベースに到着。

轟音とともに爆発が起こり、1.5キロ以内のものはすべて潰え去り、球場は直径100メートルほどの巨大クレーターと化す・・・。

 

Q:「地球にいるすべての人間ができる限りくっつきあって立ってジャンプし、全員同時に地面に降りたら、どんなことが起こりますか?。」

A:地球のすべての人間が、これも摩訶不思議な方法で、ロードアイランド州(全米で最も最小の州・滋賀県と同程度)に集まり、同時にジャンプ!(50センチほど)・・・着地。

地球自体には、ほとんど何も影響はない。

しかし、それはこれから始まるカタストロフィの序章であった・・・。

集まったすべての人間が、また摩訶不思議な方法で元の場所へ戻ることができればよかったのだが・・・著者の答えは、世界の崩壊を招く?ものばかり。

 

全編を通して、マンガチックな科学や物理が楽しめます。

コレを読めば、科学と物理が好きになる?かも・・・。

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 本書に書かれている内容を、ご自分で実際にお試しにならないようにお願いします。(著者)


誇りある・・・

各種メディアや論壇で、ご活躍の有名ジャナーナリスト氏の講話を聞く機会がありました。

会場は、ほぼ満員です。

語り口調、話の導入、具体的な人名や数値を挙げる興味を引く内容、盛り上げ方・・・聴衆を引き付けるのは、サスガ~デス。

聞いていて、とても興味深い内容ばかりでした。

会場全体が講演者と、その講話に引き込まれていたと思います。

閉鎖された空間(会場)は、その論調を聞きたい、それに興味ある聴衆ばかり。

歌手・アーティストのコンサート会場のステージと観客とが一体となり盛り上がった~にも似た感じです。

 

しかし、政治的発言が続く後半は、妙に冷静になって聞いていたかもしれない。

そうだそうだ!と納得できる面は多々あるものの、煽られている?。

悪者の存在とその所業を指摘し、それに立ち向かう盟主になれと・・・。

影響力のある人物の言葉に、聴衆はなびく。

 

これはコンサートだったのか?。

講話を素直に、楽しめばいいのかもしれないが・・・ムタムタと思ふ。


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