「翻訳できない世界のことば」エラ・フランシス・サンダース  前田まゆみ 訳

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・・・他の国のことばではそのニュアンスをうまく表現できない「翻訳できないことば」たち。

言うに言われぬ感情も、外国語の力を借りれば伝えられるかもしれません。・・・(本書カバー)

 

世界各国の自然環境や風習から生まれた独特な言葉の数々を紹介。

 

szimpatikus(シンパティクシュ・ハンガリー語形容詞)

だれかと初めて出会って、直感的にその人が良い人だと感じる時、その人はszimpatikusだと表現する。

struisvogelpolitiek(ストラウスフォーヘルポリティーク・オランダ語名詞)

直訳すると「ダチョウの政治」。悪いことが起きているのに、いつもの調子で、まったく気づいていないふりをすること。

boketto(ボケット・日本語形容詞)

なにも特別なことを考えず、ぼんやりと遠くを見ているときの気持ち。

 

チャンと翻訳してるじゃないですか!との突っ込みはさておき、各国の言葉の多様性、表現力をみて~その国や土地を訪れている気になれます。

絵本調なので、パラパラとめくって読むと~kiligかも?。

 

kilig(キリグ・タガログ語名詞)

おなかの中に蝶が舞っている気分。たいてい、ロマンチックなことや、すてきなことが起きたときに感じる。