日経紙に連載されていた「迷いの旅籠」が先月末で終了。

怖いような、ほっこりするような~摩訶不思議な物語でした。

時代劇版トワイライトゾーン。

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・・・「生身の人の語りは、血が通っていて面白うございます。ですが、生ものだけに、時にはあたる。・・・

でも読み物というものは。

生身の人からはもう離れておりますから、枯れております。どう間違ってもあたりませんし、障りません。気散じにはうってつけの上に、読み物を通して知識が増えれば、肝っ玉が強くなって、語りにあたりにくくなりますから一石二鳥。」・・・

 

映画とかの映像化された「語り」は、この中間なのでしょうね。

「読み物」でも想像力をふくらませれば、あたりそうになるかもしれないな~と思いつつ、続編がありそうなので期待します。