11月16日の日経春秋は、言葉について書かれていました。

「言葉は身の文(あや)」(その人の品格をあらわす。)

「言葉は立ち居をあらわす」(その人の性行を示す。)

「言葉は心の使い」(心に思うことが、自然に言葉にあらわれる。)

「言葉多きは品少なし」(一言多い?。)

辞書を引くと、言葉をめぐることわざがたくさん出てくる。

口から出た言葉はその人の品性をあらわす。

心に思うことはつい口からでる・・・。

昔から人は言葉をおそれ、自らを戒めてきたに違いない。(春秋)

 

試しに辞書を引いてみました。

「言葉費(ついえ)」(むだに言葉を費やすこと。役に立たないことを言うこと。)

「言葉がとがる」(言葉の調子がけわしくなる。)

「言葉に甘える」(人の好意にしたがう。)

「言葉に花が咲く」(話がはずむ。話がはずみ過ぎて喧嘩となる。)

「言葉に針を刺す」(相手が言葉をたがえぬように念をおしておく。)

「言葉は国の手形」(ことばのなまりは、その人の生国をあらわす証拠である。)

「言葉を返す」(返答する。くちごたえをする。)

「言葉を飾る」(巧みに言う。いつわりを言う。)

「言葉を濁す」(はっきりと言わない。あやふやに言う。)

 

言葉には言霊(ことだま)が、宿るとも言います。

書面等の記録に残らなくても、記憶に残る言葉もありますねー。

 

たまに、言葉足らずで誤解を招くことも・・・。