「懲戒解雇」高杉 良

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ずっと前から棚に積読状態でした。

でも、一旦読み出すと物語の場に居合わせているような感覚になります。

とても読みやすい。

タイトルがオドロオドロシイ勧善懲悪の経済小説。

 

携帯電話も、PCなんてモチロンない昭和56年~が舞台。

今なら、連絡を取り合うのは情報機器を使えば容易ですが、取次~取次でタイヘンだ。

著者の作品に登場する企業と事件は、実在モデルがあるケースが多いようです。

大企業の人間関係は、小説のようなのか?。

時代が変わっても、ドロドロ劇が繰り返されているのかも。

昭和の熱血サラリーマン、主人公の森雄造は、半沢直樹(チョッと古い)みたい。