「げんきな日本論」橋本大三郎×大澤真幸

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・・・日本は最近、元気がない。

経済のせいだ、と思っているひとが多い。

そういう問題ではない、と思う。

自分たちがどこから来て、どこへ行くのか、それがわからないから。

いま何をすればいいか、わからないから。

そう歴史の方向感覚を失っているからだ。

歴史なら、学校で習った。

でも、ただの暗記科目だったのではありませんか。

自分がいまを生きていることと、関係がありましたか。

歴史とは「物語」。いまがいまであることを支えている、大事な出来事の積み重ねである。・・・

(まえがき)

 

最近、歴史関連本を読む機会が多いような~。

なぜ日本人は、仏教を受け入れたか

なぜ日本には、武士なるものが存在するのか

なぜ武士たちは、尊皇思想にとりこまれていくのか・・・と18の設問に対談形式で、答え(のようなもの)を導き出していきます。

歴史上の事柄を時系列で覚えるのではなく、何故その事柄に至ったか?が歴史の醍醐味。

日本ってこんなにおもしろい! ・・・どおり興味深い箇所がタクサン!だが・・・、難解な表記も多々。

そういえば以前に、このお二方の「ゆかいな仏教」という対談本を読み始めたが、序盤であえなく挫折していたことを思い出しました。

またチャレンジしてみようかなと・・・。