「武士道」新渡戸稲造著 矢内原忠雄訳

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著者の英文「武士道」を昭和13年(1938年)に和訳した、ということすら知らず。

逆輸入の先達。

 

・・・武士道(Chivalry≒騎士道)はその表徴たる桜花と同じく、日本の土地に固有の花である。それは古代の徳が乾からびた標本となって、我が国の歴史の腊葉集中に保存せられているのではない。

それは今なお我々の間における力と美との活ける対象である。それはなんら手に触れうべき形態をとらないけれども、それにかかわらず道徳的雰囲気を香らせ、我々をして今なおその力強き支配のもとにあるを自覚せしめる。それを生みかつ育てた社会状態は消え失せて既に久しい。しかし昔あって今はあらざる遠き星がなお我々の上にその光を投げているように、封建制度の子たる武士道(Chivalry)の光はその母たる制度の死にし後にも生き残って、今なお我々の道徳の道を照らしている。・・・(P.25)

 

正直なところ、とても難解です。(^_^;)

取りあえず字面を追っているのがやっとで、2ページ程進んで休止、再び読み出すも同じところを繰り返し読んでいてもそれに気づかない程度。

なんとなく、分かったような気もしますが・・・。

現代では忘れられようとしていることなのか?。(理解できないだけかもしれない。)

 

・・・武士道は一の独立せる倫理の掟としては消ゆるかもしれない、しかしその力は地上より滅びないであろう。その武勇および文徳の教訓は体系としては毀れるかも知れない。

しかしその光明その栄光は、これらの廃址を超えて長く活くるであろう。その象徴とする花のごとく、四方の風に散りたる後もなおその香気をもって人生を豊富にし、人類を祝福するであろう。百世の後その習慣が葬られ、その名さえ忘らるる日到るとも、その香は、「路辺に立ちて眺めやれば」遠き彼方の見えざる丘から風に漂うて来るであろう。・・・(P.166)

 

スターウォーズに登場するフォースの精神版?みたいな気もします。(ジェダイ道)

理解できる土台が出来ていないことがワカリマシタ。