ドラッカー365の金言~9月9日

キャリアの選択

階段はなくなった。縄ばしごもない。蔦が生えているだけである。必要なのは鉈である。

 

・・・かつての会社人間に代わるのはどのような人たちか。それは、組織に依存せず、自己責任のもとに生きる人たちである。自らのキャリアを決める人たちである。

 これからは、明日自分が何をしているのかを想像できない時代になる。個室か、大部屋か、自宅か、それとも外で働いているのかさえわからない。したがって、自らを知ることに責任をもたなければならない。そうすることによって、はじめて自らの進歩に応じ、あるいは家族のことを考えなければならなくなっていくのに応じ、的確な仕事を見つけることができる。

 職業選択の用意ができている者は驚くほど少ない。強みは何か、弱みは何かと聞くと、怪訝な顔をする。仕事についての知識で答えようとするが、それは間違いである。履歴書でも、依然として、経験してきた地位を階段のように列挙する。

 キャリアの考え方を変えなければならない。新しい仕事を次から次へと引き受けていくというように考えなければならない。『未来への決断』

 

ACTION POINT

自らの責任において、自らのキャリアを決めてください。強みと弱みを列挙してください。あなたは次にどのような仕事をしたいのでしょうか。

 

ある方とお話ししたところ、今月末で現在の勤務先を退職する・・・という内容でした。

次は未定!と元気?に話されていましたが。

バイタリティに溢れ全身が、”鉈(なた)”みたいな方なので余計な心配は不要かと思いますが、いろんな葛藤があったのだろう・・・と想像。

 

自らの進む道は、自分で切り拓いて行かなければならない。