月別アーカイブ: 2018年10月
神無月 晦日 世界史序説
2018年10月31日 ブログ
「世界史序説」アジア史から一望する 岡本隆司
・・・世界は日本と欧米だけではない。あたりまえの真実をあらためて嚙みしめて、世界史を見直す必要がある。この危機溢れる時代・世界に臨むわれわれ必須の前提でなくてはならない。・・・(本書カバー)
数十年ぶりの世界史復習~。
ひょっとしたら世界史からの復讐かも・・・勉強不足痛感・・・(;´Д`)。
世界史は人類史でもある(当たり前)。
現在、世界中で起きている事も、その歴史や気候変動等の由来・原因があります。
「日本史」は、日本と呼ばれる島国だけのことではなく「アジア史」~「東洋史」そして、世界へと全地球的に拡がり影響を及ぼしていくのでした。
反対に、世界のどこかで起きた事が地域や時代を経て日本に影響を及ぼすことも。
本書の始点はアジア(中国)の歴史でしたが。
全地球的に過去から連綿と有機的につながる「世界史」を感じました。
部分で見るのではなく世界全体で見渡す。
「世界史」~「歴史」は、暗記の学問じゃないのですね。
来月は(も)、広い視野でものごとを見れるように訓練、トレーニング、学びを!。(できるか?)
金沢マラソン2018
2018年10月29日 ブログ
10月28日(日)は金沢マラソンでした。
今回もフィニッシュ会場(県産業展示館3号館)にてボランティア活動。
いままでと違い、飛び賞班担当です。
飛び賞とは、ゴールしたランナーに発行される完走証にある総合順位の下2ケタに該当数字があれば、石川~金沢に因んだ景品がもらえるというものです。
昨年(完走証発行班)までとは違い、少しラクできる?。
絶好のマラソン日和?ではなかったが、まずまずの天候(くもり)だったのではないでしょうか。
そして、第1回からフィニッシュ会場でのお手伝いをしていますが、回数を経るごとに運営がスムーズになっていると思います。
毎回~混雑する完走証発行ブースへのランナー誘導も、目立った混雑がなかった。
発行用PCとプリンターを新しいものにして台数増設したそうです。
この更新の成果はかなりありますね。
前回までは、プリンタートラブルが多発していましたから・・・。
とにかく、大きなトラブルもなく無事に終えることが出来てヨカッタヨカッタ!。
知っている
2018年10月28日 ブログ
ブッダの教え一日一話~10月28日
~「知っている」と思っている愚か者~
「私は知っている」と思っている人は、愚か者です。「私は知らない」と言う人は、愚か者ではありません。
「私は正しい」という思いにつつまれていたら、他人の言葉に耳を貸しません。自己の振る舞いをなおそうとは思いません。
「私は知っている」と言う人には、教えてくれる人や、協力する人はあらわれません。そういう人は、いつか必ず失敗してしまいます。
「私は知らない」「私は正しいわけではない」と思っているところに、成長があるのです。
辛辣なタイトル。
その出だしも辛辣だが、本当に知らないし、ワカラナイことだらけなんです。
「愚か者」・・・とは言わないかもしれないけど、単なるモノ知らず。
わかった!~つもりでも、次から次へと知らないことが増えていく。
いつまでも学びは続くのでした。
~なんて、わかったようなこと言ってますけど「正しいこと」も、その時々で変わってしまう。
結局はわからず仕舞い・・・。
古生物学者、妖怪を掘る
2018年10月26日 ブログ
「古生物学者、妖怪を掘る」鵺の正体、鬼の真実 荻野慎諧(おぎのしんかい)
鬼、鵺(ぬえ)、河童、一目入道・・・妖怪と呼ばれる存在を古生物学者である著者が斬る!。
オカルトチックな趣もあり、興味をもって読んでみたら・・・。
ヤマタノオロチの解説では「火山で読み解く古事記の謎」的な内容がありニヤリ( ̄▽ ̄)と、ひとりごちる。
切り口やテーマはオモシロイが、やや空回り?している部分あり(失礼!)。
SF映画や小説に登場する生物や乗り物・テクノロジーを科学的に考証してみたら~実はこんな事になりました~的な内容の妖怪版。
そのためか、楽屋落ち?(著者的にはツボに入っている)ネタが目立ちます。
それを楽しめればオモシロく読めるかも。(当ブログも同様か・・・)
機器トラブル!
2018年10月25日 ブログ
エクセル作成のデータをいつものようにデータサーバーに保存しようとしたら「保存されません」の表示!。
何回か試すも同様の結果。
いったん閉じてデータサーバーを再び開こうとしたら・・・認識していない?。
これまた再試行するも同様です。
サーバー本体を見ると~パイロットランプがついていない。
コンセントは抜けていないが、抜き差しをしてみるも反応なし。
3回目くらいに本体ファンが動き出しパイロットランプが点滅し出した。
そこで様子を見ればよかったが再びコンセントを抜く・・・。
完全沈黙。
驚いて!、設置してくれたTさんに連絡するも応答なし。
ややあってTさんから連絡があり指示通りに、目立たない位置の電源スイッチ見つけて押してみると・・・。
本体ファンが動き出し、パイロットランプが点滅し出す。
ここであわてずさわがず・・・を貫き、ランプが常灯するのを待つ。
しばらくしてランプが点きっぱなしになりました。
PCからデーターサーバーを開いてみたら・・・いつもの表示に復活!。
保存したつもりのデータは、やはり残っていませんでした。
再び作成して保存・・・今回は保存OK!。
ヤレヤレ~でした。(;”∀”)
原因は不明ながら復旧方法ための忘備録として・・・。(画像左側のやつ)
読書会
2018年10月24日 ブログ
3ヵ月おきに開催している読書会。
今回の課題書は「すらすら読める風姿花伝」でした。
参加者はいつもの?4名に初参加4名の計8名です。
各自、感想を述べた後にフリートーク開始・・・。
歴史、能、芸能、狂言、武士、美術、映画に至る。
風姿花伝~能のためか、初参加者のレベル高し!つ、ついていけない・・・(;´Д`)。
いつも同様に感じるが、今回は特にそう思うのでした。
参加者と同レベル・・・は無理としても、会話の端々に付いていけるようになりたい。
まだまだ学ぶことが大量にあるのでした・・・。
晴天の公園清掃
2018年10月22日 ブログ
10月21日(日)晴天の下、三口新町第三児童公園の清掃が行われました。
草刈り・・・じゃなくて、落ち葉清掃です。(草刈りカマを持って行ったが役に立たず~)
ホウキを持って中腰作業だったので、背筋が・・・筋肉痛か?。
日差しがかなり暑い!。
慣れないコトをすると疲労MAX。
参加者は年配の方が目立つが、就学前の子供たちもチラホラ参加しておりホッコリします。
地域全体で公共施設の管理整備することは大事です。
何でもかんでも行政まかせにすることも可能だが、出来ることは自ら行う。
この考えは、これからも引き継いでいかなければならないと思います。
しかし、あー背中が・・・痛い。(;´Д`)
「右翼」の戦後史
2018年10月21日 ブログ
「右翼」の戦後史 安田浩一
「沖縄の新聞は本当に『偏向』しているのか」と同著者です。
本書のカバーデザインからして、なかなか手にしヅライ中身かも~と思ったが・・・。
・・・プロレタリアートの前衛たる左翼に対して、右翼を「民族の触角」と表現したのは民族派の重鎮として知られた野村秋介だった。
時代への感受性と、危機に直面した際の順応性を、野村は火事場の半鐘に喩えた。
尻込みしない。素早く駆け付ける。人々の命を守るために自らが盾となる。必要とあらば、そのための暴力でさえ肯定した。人々の素朴な心情に寄り添うのが右翼だと説いた。
「弱いものが強いものに抗するための暴力が必要な時はある。だが、一般の人に体を張れということはできない。そのために民族運動家がある」
それが野村の持論だった。実際、野村は大資本には容赦なく戦いを挑んだが、在日コリアンなどマイノリティに対する差別は許さなかった。
日本の右翼には右翼としての”正史”がある。欧米列強に立ち向かい、財閥の腐敗に憤り、農村の疲弊に涙した。まさに民族の触角として危機を感受し続けてきた。
さらに、右翼には右翼としての秩序もある。自由、平等の理想を掲げる左翼とは違い、国家への忠誠が優先される。日本の場合、そこに絶対不可侵の天皇という存在が加わる。
急激な変化を望まず、国家と民族の威厳を保ち、歴史の風雪に耐えた伝統と慣習を守り、国内の安寧維持に尽力する。右翼は極めて濃度の高い「日本」であろうとした。・・・(はじめに)
コワオモテの方々が街宣車で大音量を流し徒党を組むのが「右翼」だと思っていました。
ただ、騒いでいるだけだと・・・。
本書で「右翼」への見方が変わりました。
この「右翼」を肯定するものではありせんが、思想としては至極真っ当であるということが分かった。
「右翼」と、ネトウヨとは異質のものだったが、徐々にその差が無くなってきている・・・ことへの著者の危機感が語られます。
街宣車に乗り活動する「制服を着た右翼」から、サラリーマン風の「背広を着た右翼」へ。
さらには、より一般的になってカジュアル?な、ネトウヨが現在の主流のようです。
客観的に見たら、政治家も市民も~世間全体が右傾化してしまっている?。
へぇーよく聞くあの団体もそうだったんだ!。
知らないうちに一人一人が、ネトウヨやヘイトスピーチに感化されている?。
悪者を見つけて攻撃することで、心の平静を保っている?。
読みやすく、とても中立的で冷静に書かれた内容でした。
我々も「触角」を持たないといけないのかもしれない。
・・・国家という存在は強権を持ちえたとき、左右の区別なく気に入らないものを排除していくという歴史の教訓を知らないのだ。・・・(P.32)
不明解日本語辞典
2018年10月19日 ブログ
「不明解日本語辞典」 高橋秀実
「弱くても勝てます」「やせれば美人」以来の久々に読む難解?だけど妙に納得してしまう高橋節。
【あ】~あっ、どうも~と言ってしまう「あ」とは何か?。
【えー】~えー、ところで・・・の「えー」とは何か?。
【ちょっと】~ちょっと行ってくる・・・なのに長時間。ちょっと話がある・・・実はシビアな内容だったり。
このようなよく会話に登場する「言葉」から【意見】【リスク】【普通】【景気】【健康】・・・といった「言葉」を深掘りすると・・・なんだこりゃ?ということに。
【日本】~は「にほん」でも「にっぽん」でもどちらでもいいそうです。
強いてどちらかに統一する必要がないということで、上手に?使い分ければいい。
曖昧なような柔軟性があるような~面白く難解な日本語(にほんご)探訪エッセーでした。
しかし、このようなちょっとしたことによくまぁ注目するなぁ・・・。
シアーズ・・・
2018年10月17日 ブログ
現地時間の10月15日に米小売業シアーズが破産法適用を申請したとの報道(日経10月16日朝刊)・・・。
シアーズといえば米国ショッピングモールの看板テナントのひとつです。
これこそU・S・A!を感じさせる巨大店舗、一見雑にみえる?大量陳列に一種の憧れを持って現地視察した記憶がよみがえります。
その、憧れの店舗が~消えていくのか・・・ショック!。
ザ・リミテッドとトイザラスの破綻を最近聞いたばかりなのに・・・。
Kマート(シアーズと同系列)、マーシャル、ターゲット、サーキットシテイ、ウォルマート、メーシーズ、ホームデポ、JCペニー、ニーマンマーカス、ノードストローム・・・と思いつくまま書き出したが、現在も健在な米小売業はいくつでしょう。
アマゾン・エフェクト。
巨大ショッピングモールの終焉なのか?。