1月10日(金)日経紙朝刊「逆境の資本主義」

・・・「私と妻を含め金持ちはもっと税金を払うべきだ」。マイクロソフトの創業者、ビル・ゲイツ氏は昨年末、自身のブログで訴えた。米政府は労働所得への課税に過度に依存しているとして、株式など資産課税を重くするように提案した。

競争の勝者とされる米国の大富豪たちが「資本主義の危機」を唱え始めている。共通するのは、富める者に富が集中する今の仕組みを改めないと、持続性が危うくなるという主張だ。

(中略)

未来への手掛かりを日立製作所と京都大が開発した人工知能(AI)が探った。「失業率」や「豊かさ」といった149の要因から2万通りの未来図を描き、50年の持続可能な社会像を導き出した。浮かび上がったのは「利他的行動」「道徳性」などのキーワード。アダム・スミスの時代に「見えざる手」とされた経済や社会の原動力がAIによって可視化される。。(Crisis 5.0

乗り越える課題は山積しているとはいえ、この先も資本主義に代わる選択肢はない。自由で多様性に富んだ資本主義の再生へ。次代に向けた模索の道が続く。・・・

 

全世界70億人がアメリカ~先進国並みの生活水準になった場合、地球のような天体が3つ必要だということを聞いたことがあります。

現在の経済社会がこのまま続くはずがない。

ビル・ゲイツさんの考えに賛同する方が多くなればいい。

もっとも、この方は手の届かない天空から発言しているような気もしますが・・・。

税金云々は個別案件ながら、何かしらの社会還元はした方がいいと思います。

 

世の中はすべてバランスがとられている。

時期によって、プラスマイナス~はあるが、最終的に帳尻は合うのが自然だと。

まとめて利を得るか~少しずつ得るか、そして、まとめて還元するか~少しづつ還元するか~それぞれのタイミングと気持ちがミスマッチなことで、思い悩むこともある・・・ような気がします。

 

世の中のことは世の中でしか解決しない。

無責任だが、なるようになる・・・ということも必要かと。