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月別アーカイブ: 2021年1月

睦月 晦日 喫煙禁止!

ネットニュースによると~

イオンは国内のほぼすべての従業員に対し、勤務中だけでなく出勤の45分前から喫煙を禁止することを決めた。

イオンは、勤務時間中を禁煙にするほか、出勤前や休憩から職場に戻る前の45分間もたばこを吸うことを禁止にする。

これは、たばこを吸い終わった後でも喫煙者の息や、髪の毛、衣服などからたばこの成分が出続ける「三次喫煙」によって周囲の人に影響を及ぼすとされているため。

敷地内での喫煙も禁じられているため、1時間の休憩時間内にたばこを吸うことは事実上、難しくなる。

来月末までにイオン・グループの全従業員の9割にあたる45万人が対象になる。

イオンでは、従業員の禁煙を支援するため通院治療費の補助や啓発プログラムの実施などを検討している。(1月25日 日テレNEWS24)

 

大英断!というか、よく決断出来ました。

タバコ自体は悪くないが、一部のマナー違反者の影響が喫煙者全体のイメージを悪くしています。

イオン店舗内でのタバコ販売スペースも減少するかもしれません。

 

以前~旧商業施設閉鎖のタイミングで、当社が行っていたタバコ販売の継続を検討したこともありましたが、結局~断念しました。

その際、タバコ販売会社に「イオンさんで引き受けてもらえば?」と問いかけたところ~即座に無理です!とかえって来たことが、印象に残っています。

その頃から、施設内喫煙禁止の伏線があったのかも~(支払いサイトとか~他の問題も含めて?)しれないけど。

 

喫煙禁止の流れは、小売・サービス業中心にさらに拡大していくでしょう。

ニュース記事にある「三次喫煙」は以前から気になっていました。

吸い殻のフィルターによる環境への影響やゴミ放置マナー含め、良い判断かと思います。

喫煙者の方には申し訳ないけど~スイマセン ^_^;。

 

吸い殻ゴミの放置が身の周りに無ければ、ここまでタバコ嫌いにはならなかった・・・かもしれない。


漱石先生、探偵ぞなもし

「漱石先生 探偵ぞなもし」 半藤一利

・・・「吾輩は猫である」「坊ちゃん」「草枕」ーーあの名作にこんな読み方があったのか!本書は、夏目漱石の義理の孫に当る著者が書いた、漱石に関する「探偵的与太話本」の決定版。今なお愛される漱石作品を、歴史探偵を自称する著者ならではの視点でユーモラスにひもとく。・・・(本書カバー)

 

未読だった著者作品を探していて~これなら読み易いかも!と手にしました。

確かに読み易いことは、そうだったのだが~明治時代という時代背景や日本文学史・漢文・中国史記が頭に入っていないと楽しめないことが、すぐに判明・・・。

「探偵的与太話」だなんて~とんでもないです。(^_^;)

この、とんでもない~の「頓(とん)」についても、「吾輩は猫である、名前はまだない。どこで生まれたか頓と検討がつかぬ」・・・と考察がありました。

「頓智(とんち)」「素っ頓狂(すっとんきょう)」「無頓着(むとんちゃく)」・・・そんなの「とんと知らねえな」と、とんまなことを言ってみたり・・・。

 

ちょうど日経朝刊に連載中の「ミチクサ先生」と重なる内容もあって、少しは理解が深まる?のでした。

 

・・・周囲の華やかさに惑わされ、無批判、無自覚のままきめられたレールの上を一直線に運ばれるばかりではなく、情報化や合理化、画一化、非人間化などによってもたらされる人間疎外や孤立化、いいかえれば、現代人が直面している不安や焦燥や幻滅の原因をさぐるヒントが、漱石先生を読むことでつかめるかもしれないのである。つまり百年以上も前に書かれた漱石文学は、現代の文学といえるのではあるまいか。・・・(P.14)

 

未読作品はモチロン、探偵目線で既読作品も読み直してみようと思います。


残念な光景

日頃から思っていますし、以前からココに書いたりしています。

駐車場内に投げ捨てられたり、置き去りになっている吸い殻・ゴミがとても気になる件。

特に雪解けと共に目立っています。

それぞれ、持ち帰って処分してもらえれば済むことなんですが・・・。

気づいた以上、見過ごすことも出来ずに拾って回収。

「幸せ」を拾っている!と思いつつ拾い歩いてはいるが~大量だと気持ちヘコミます。(>_<)

 

世の中には、少数ながら残念な人がいる事実。

吸い殻・ゴミ放置は止めていただきたい。

人格者でも○○警察でもないが、お願いします!。

・・・そもそも、注意や意見を聞ける心があれば捨ててはいないと思うけど・・・。

 

以上 ボヤキでした。


読書会

玉川図書館にて、今年初めての「KANAZAWA 本の森 読書会」開催。

課題本は、ヘミングウェイ「老人と海」です。

総勢11名での読書会でした。

 

一応、本の選定と推薦文?を書いた立場なので、最初にコメントすることに・・・。

ブログをプリント(カンペ)して、ほぼ読み上げるつもりが~欲張って?アドリブ入れたら、ムタムタになって声もウワずったりしてしまうハメに。

久しく人前で話する機会が無かったから・・・とココロの中で言い訳。

タマには緊張感(?)を味わうことも必要ですね~。(^_^;)

 

いつもなら読書会終了後に、反省会と称して創設メンバーとアフター読者会(食事会)を行なうのですが、時節柄~解散直帰。

アフター読書会が楽しみなのだが~致し方ありません。

次回(3月)は、なんとかなるか?。


東京都中央区銀座6丁目10ー1

東京・銀座 GINZA SIX内の店舗が、今月中一挙に20店近く閉鎖し、春に向けて新たに40店舗開店~らしい。

施設のニュースリリースでは、開店来4年を迎えてのリニューアルのため!とのこと。

一般報道では、インバウンド狙いが見込めなくなったから~不要不急外出激減の影響~家賃高いから~といろいろ言われています。

テナント契約期間満了に伴う閉店もあるでしょうし、売上不振の閉店もあるでしょうし、本体リニューアル計画もあるでしょうね。

すべての原因の集合が、20店一斉閉鎖という結果だと思います。

新たに40店舗~ということは、単純に面積が今までの半分くらいの店舗ばかりになる~ということか。

 

一度だけ見学したことがあります。

大きな吹き抜け構造を持つ、キラビヤカナ高級感満載の館内が印象的。

 

それにしても、銀座にある有名商業施設だからニュースになるのだなー。

当社の旧商業施設だったら、テナント数が半分以下となっても、まったくニュースにはならなかったでしょうね。

あ~あ、店が少ない残念な商業施設だねーで終了・・・地方には、こんな商業施設はたくさんあると思いますが・・・。

 

ちなみにGINZA SIXには全体で240店舗あるとのことなので、無くなる店数は全体の1割未満・・・(許容範囲か?)。

良くても悪くても注目される有名商業施設です。

とてもウラヤマシイ!(・・・気がします)。


カスタマーサービス

14年ほど愛用~愛聴している某海外メーカーCDラジオプレイヤーがあります。

最近、CD再生中に音が途切れたり~カタカタ音がするようになる。

修理依頼をしよう!と、メーカーサイトを見るが、型式が古いのでオンラインでの修理受付は不可とのことでした(出来そうなんだけど?)。

ということで、カスタマーサービスへ電話して修理依頼。

 

オペ―レーター女史は、流暢な?日本語ながら外国人かと思われます(海外のサービスセンターかも?)。

こちらで、修理品をサービスセンターまで送る必要があり、その際に所在地名の「からきだ(唐木田)」・・・唐揚げの唐、木曜日の木、に田です~との説明に、吹き出しそうになる・・・(失礼!)。

なんてユニバーサルな説明!、唐・・・遣唐使の唐でもワカリマスよ・・・一応。

でも、金沢弁も難なくヒアリングできるとは・・・当たり前だけど優秀なオペレーターさんです。

 

全国規模の販売やサービス拠点網がなくても、商品のやり取りが宅配便等で可能ならばカスタマーサービスは問題無い。

現在のコロナ禍中では、適切なサービス体制かもしれない。

元々の仕組みがあって、それに時代が追いついて来た~みたいな感じ。

もっとも仕組みと共に「ブランド」が構築されていることが大前提か。


ムタムタなつぶやき

ムタムタなつぶやきです。

 

コロナ禍の大雪~大寒を過ぎたら落ち着いてきたような~(油断禁物!)。

厄介なことばかり続きますが、そんな中でも除雪作業のように助け合って進めるものがあります。

冬という限られた期間~先が見える場合だから積雪に対しては協力的になれるのかも。

先の震災では、日本中が協力し合っていました。

 

・・・しかし、現在のコロナ禍は、春に向うにつれて雪解け~という状況ではない。

先が見えないから、世の中全体がギクシャク~利己的行動が目立ち、場合によっては批難の対象となってしまう。

残念ながら、どんな時でも悪者は存在するが、現在はあえて悪者(異端者)を見つけて、吊るし上げることで快哉~しているようにも見えます。

○○警察とか~言う方も言われる方も双方とも、なんだかなぁ~と感じることもある。

 

歴史を振り返ると、良い出来事・悪い出来事が契機となり、世の中が大きく変わって来ています。

現在は、その渦中なのかと。

どの様に変わるのか?変化に対応できるか?・・・イヤ!どの様に変わっても対応していく必要がある!。


よくわかる山岳信仰

「よくわかる山岳信仰」 瓜生 中

・・・山には人知を超越した何者かがいるーー日本民族が太古から抱いてきた素朴な崇敬の念にこそ、山岳信仰の原点がある。宗教以前にまで遡り、原初信仰や山の民の様相、仏教や神道との習合、密教との融合による修験道の成立等をやさしく解説する。・・・(本書カバー)

 

書店で見かけてジャケ買い?(タイトル買い)しました。

以前から「出羽三山」「熊野」「吉野」「高野山」といった、どことなく~秘密めいた感じのする山々に興味ありました。

富士山も白山・立山も信仰の山。

 

民俗学~というか、仏教伝来以前の信仰~もっと遡って神道~八百万神々~記紀以前の文字が伝えない縄文時代からの原始信仰に、原点があると思われるのが山岳信仰だそうです。

山は神(≒祖霊)の降臨する神聖な場所である。

原始信仰に八百万の神々が重なり、さらに仏教をはじめとする数々の渡来宗教が重なり~明治初期の神仏分離政策を経て、今に伝わる修験道~山岳信仰に至る。

宗教は、その時々の権力と付いたり離れたり迫害されたり、国策の影響を受けています。

縄文時代から引き継がれている、最も民衆に近い信仰(宗教とも違う)が、山岳信仰なのかもしれません。

 

・・・筑波山の山麓を走るJR水戸線に乗っていたときのことである。ちょうど苗代づくりのシーズンで、各所で田に水を引いている光景が車窓から見られた。そんな中で一人の農夫が、小型耕運機の脇で帽子を片手に深々とお辞儀をしている光景があった。もちろん、お辞儀の相手は筑波山である。

私はそこに、いわゆる神道でも仏教でもない山への敬虔な姿を見出し、思わず感動を禁じ得なかった。それは神聖な山に対する、宗教以前の日本民族の最も原初的で素朴な信仰心ということができるだろう。・・・(P.19~20)

 

いい風景だなぁ~。


駐車場内連峰・・・

アルビス笠舞店の駐車場内に積み上げられた雪が立山連峰みたいに見えた件。

冬の期間のみ現れる峰々、背景が青空だったから・・・本物の立山連峰前面にはクルマは無いし後ろには住宅も無いが。

現在、駐車場はこんな感じで1/3くらいが雪で埋まっています(昨日からの雨でかなり解けているでしょう)。

そして雪山には除雪時に破壊されたクルマ止めブロックや~各種ゴミが顔を出しているのが悲しい。

本物の立山だったら、そんな存在はあり得ないのだが。


麒麟はくるか

一週間遅れの再放送を視聴している大河ドラマ「麒麟がくる」。

いよいよ佳境に入ってきた本ドラマで、興味津々にしていた「松永久秀の平蜘蛛」を再放送の~それも録画でみます。

信貴山城の決戦はどのように描かれるのか?久秀は?平蜘蛛釜は?。

 

・・・結局、ドラマでは城は爆発せずに、平蜘蛛釜は破壊されることなく戦火から逃れました。

今後の展開に必要だったからでしょうか。

これからは戦国時代一番のミステリー「本能寺の変」へと向かいます。

黒幕はこの人とあの人?。

有名なエピソードである、家康の饗応に失敗した光秀はどう描かれる?。

愛宕山での連歌の会は?。

 

勧善懲悪とか下剋上ではない、世の中の趨勢に翻弄され、理想と現実の狭間で揺れ動き、葛藤するのが令和の光秀像なんだろうな。


図録を眺めて

辻惟雄氏「私の履歴書」で岩佐又兵衛の絵巻研究が描かれています。

手元にある「奇想の系譜展」図録を開くと、その絵巻を大きく見ることができる。

新聞記事にある「浄瑠璃物語絵巻第四巻」も色鮮やか!。

記事を読みながら図録を見ると理解が深まります(一応・・・)。

知らなかった事を知ったような気になって・・・チョッとウレシイ~満足。

また実物を見る機会はあるのだろうか?~そのうちにはあるでしょう。

その時を楽しみにして、図録を眺めています。


マスク

「マスク」 スペイン風邪をめぐる小説集 菊池寛

・・・スペイン風邪が猛威をふるった100年前。作家の菊池寛は恰幅が良くて丈夫に見えるが、実は人一倍体が弱かった。そこでうがいやマスクで感染予防を徹底。その様子はコロナ禍の現在となんら変わらない。・・・(本書カバー)

表題の「マスク」「神の如く弱し」「簡単な死去」の時代背景は同じかと思われます。

流行性感冒(インフルエンザ?)が絡む人生の悲喜こもごも。

・・・自分は、極力外出しないようにした。妻も女中も、成るべく外出させないようにした。そして朝夕には過酸化水素水で、含漱(うがい)をした。止むを得ない用事で、外出するときには、ガーゼを沢山詰めたマスクを掛けた。そして、出る時と帰った時に、叮嚀(ていねい)に含漱をした。・・・(「マスク」P.12)

100年前も現在も予防の基本は同じです。

 

「船医の立場」「身投げ救助業」「島原心中」「仇討禁止令」には流行性感冒は出てこないが(船医~は、流行性皮膚炎が出てくる)、幕末~明治初頭の時代が大きく変わったことによる副作用的な内容が興味深い。

江戸時代初期が舞台の「忠直卿行状記」は、現代にも通じる?。

そして巻末の「私の日常道徳」は作者の行動基準を記してあります。

・・・約束は必ず守りたい。人間が約束を守らなくなると社会生活は出来なくなるからだ。従って私は、人との約束は不可抗力の場合以外破ったことがばい。ただ、時々破る約束がある。それは原稿執筆の約束だ。これだけは、どうも守り切れない。・・・(P.210)

 

何かが大きく変わると時代も環境も全てが大きく変わるが、100年~400年以上経っても、人間のやる事為すことはそんなに変わらないのでした。

モチロン、感染対策もです。


雪への備え?

まだまだ~冬本番なので、総括するには早いが忘れないように。

 

①建物併設や屋上にあるエアコン室外機が、雪で埋まってしまう心配をしていたが、今回は風向き?のおかげで無事だった。(今後は設置する場所や向きに注意が必要。)

②除雪作業量は減ったが、時前に駐車場内や通路の障害物位置と大きさを記録・チェックし、破損と事故防止の対策を。

③積雪のある道の運転はハマるもの~極力避ける、近寄らない。

④暖房器具・ボイラー灯油は事前に満タン(クルマのガソリンも)に。

⑤屋根雪の落雪!。

⑥一人で黙々と除雪していたら飽きるのが早いし疲労感も多い・・・。

 

すべて基本の㋖ばかり・・・。

雪には慣れているようで、いざという時には対応出来ていない現実を再認識。

それと~人柄が露わになることもあったりします・・・。^_^;


雪の置き土産

雪解けが進み、駐車場のアスファルト面が多くなって来ました。

それと同時に、除雪の際に損壊したクルマ止めや雪山に混じり込んだゴミが顔を出し始める・・・(不要な雪の置き土産)。

軽微なモノは自分で修復作業します(ゴミは適宜処分)。

汚水桝の点検口破損・・・これぐらいならば。

今後は壊されないように、降雪時にはコーンスタンドを立てて置くことにします。

まだまだこれから修繕箇所が出て来るかも?。

昨年は殆んど降雪が無かったので無対策でした。

喉元過ぎれば熱さを忘れる~とはならないように。


根拠なき自己過信と、まずくいったときの底知れぬ無責任

半藤一利さんが挙げる五つの教訓・・・。

 

①国民的熱狂をつくってはいけない。そのためにも言論の自由・出版の自由こそが生命である。

②最大の危機において日本人は抽象的な観念論を好む。それを警戒せよ。すなわちリアリズムに徹せよ。

③日本型タコツボにおけるエリート小集団(例・旧日本軍参謀本部作戦課)の弊害を常に心せよ。

④国際的常識の欠如に絶えず気を配るべし。

⑤すぐに成果を求める短兵急な発想をやめよ。ロングレンジのものの見方を心がけよ。・・・(北陸中日新聞 1月14日 朝刊)

 

この五教訓は、コロナ禍への教訓でもあります(特に⑤に注目)。

 

「根拠なき自己過信と、まずくいったときの底知れぬ無責任」・・・現代にも通じる?昭和史の結論だそうです。

半藤著作は、恥ずかしながら読んだことがありません。

遅ればせながら主な著作を読んでみます。

 

ご冥福をお祈り申し上げます。


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