月別アーカイブ: 2021年9月
長月 晦日 農地を守るとはどういうことか
2021年9月30日 ブログ
農地を守るとはどういうことか 家族農業と農地制度 その過去・現在・未来 楜澤能生
・・・小著で私は、これまで農地法が農地の自由な売買や賃貸借を規制してきたのはなぜか、という問いに歴史を振り返りながら答えてみたいと思う。農地の取引に対する規制は、これまで日本人が農地について積み重ねてきた百年の経験の帰結であり、それ相応の重い歴史と理由をもつからだ。規制を撤廃せよとする主張には、この歴史への眼差しが欠けている。・・・(はじめに)
6月上旬に入手してやっと読み終えました。
ハードル高かったか?。
農地は家族と地域で守る~ごもっともで、農地目線では正しいと思います。
ただし実際の現場と本書とのミスマッチもあるかと。
主役・・・担い手は現場の人であり、行政や学者ではない。
理想ばかりは言ってられないのが現場で、担い手も多種多様で良いと思います。
農業への新規参入を難しくしているのは「農地」という考え方ではないか?。
「農地法」もだいぶ緩和されてきているが。
ナマイキにも、斜に構えて読んでしまった・・・。
自然治癒力
2021年9月27日 ブログ
「易経」一日一言~9月27日 自然治癒力
无妄(むぼう)の疾(やまい)あり。薬することなくして喜びあり。(天雷无妄)
・・・病気は不自然さが重なって起こるものである。それゆえ、薬を用いずとも自然治癒力を高めれば治る。むやみに薬を用いるとかえって疾を長引かせることがある。
これと同じく、何か問題に対して、あれこれと手立てを加えることで裏目に出て、余計に問題が大きくなることがある。
その場合は、自然の時にまかせて見守ることが一番の薬になる。・・・
コロナワクチンは治療薬ではないので、身体に抗体を持たせる手段~ということであれば、結果として自然治癒力を高めたことになるのでしょうか。
「易経」の時代は、感染力の強いややこしい疾病が発生したとしても、地域限定自然ロックダウンで終息したか、時間をかけて終息を待っていたのかもしれません。
ほぼ放置?それこそ自然治癒か・・・。
一刻も早く!、ということで抑え込もうとするから様々な齟齬や不都合が出てくる。
ほったらかし~は、マズイですけどね(災害時は特に)。
つながり過ぎた現代社会では難しいが、自然治癒を見直すのも対策の一つかも。
ゴースト・ショッピングモール
2021年9月25日 ブログ
「ゴースト・ショッピングモール in USA」・・・タイトルのネット記事。
4~5年くらい前から、ゴースト・モール、デッド・モールという言葉が国内外を問わずに聞かれるようになっています。
当ムタムタ記事内でも以前に、デッドモール!・廃墟モール で取り上げていました。
もっとも、自社の商業施設も一歩手前?くらいだったのだが・・・。(-_-;)
私見ながら、金沢市近郊で開発された巨大モールは、ゴーストとなることは無い~思われます。
地方では巨大モールは買い物場であり、娯楽の場であり、食事の場であり、くつろぎの場でもありますからね。
ただ・・・新型コロナのようなパンデミックが発生した場合は入場規制等で運営側としては売上減~厳しい運営を強いられてしまう。
従前からのネットショップの影響も大きくなってきます。
娯楽面としてのシネコンもネットの影響を受ける。
アトラクションや飲食ゾーンでしか集客要素が無くなるのか?。
施設運営管理者としては、賃料が取りづらいかもしれない。
まー大資本の大企業が、その管理者だから大丈夫?ですか。
日本の場合はゴーストモール・・・になる前に閉鎖~解体となる場合が多いでしょうね。
これも、ある程度の資本力がないと解体できませんが。
客観視とも愚痴とも・・・。(^_^;)
未成年
2021年9月24日 ブログ
未成年 The Children Act イアン・マーキュアン 村松 潔 訳
・・・法廷で様々な家族の問題に接する一方、自らの夫婦関係にも悩む裁判官のもとに、信仰から輸血を拒む少年の審判が持ち込まれる。聡明で思慮深く、しかし成年には数カ月足りない少年。宗教と法と命の狭間で言葉を重ねる二人の間には、やがて特別な絆が生まれるが・・・。(本書帯)
次回読書会の課題本~何故か、時間がかかり一カ月近くかけてやっと読めました。
主人公フィオーナは、子供に関する訴訟専門なのでしょうか?それにしても難しい判断が目立ちます。
本題の「エホバの証人」信者アダムの件も。
自己判断が認められる成年の18歳に3カ月足らないアダムは、両親共々に宗教教義のため、治療に必要な輸血を拒み、生命の危機に瀕している。
信仰に従うか?若者の未来か?裁判所~フィオーナの判断如何によっては、アダムの生命が~未来が左右されます。
・・・正しい場所に適切に形成された五体をそなえてこの世に生まれたのは、まったくの幸運にすぎない。残酷でない愛情豊かな両親のもとに生まれたのも、地理的ないし社会的な偶然から戦争や貧困を免れたのも、それゆえに道徳的であることがはるかに容易だと思われるのも、やはりそのせいにすぎないのである。・・・(P.36)
信仰に関係なく治療すべきだろう!当たり前だろ!と考えるのは、日本国に住んでいる感覚だからなのかも?。
そして、アダムに同マーキュアン著作の「恋するアダム」のアンドロイド「アダム」を重ねてしまいました。
「アダム」だから?意外と~わからず屋、こじらせ屋?なところが・・・。
プライベート含め・・・司法関係者といえども、上手く立ち回れないものなのですねぇ。
秋分の日・・・連休に思ふ
2021年9月23日 ブログ
今週は飛び石連休で?、何となく気忙しいような日々。
こんな日々だと金融機関窓口が混んだりしますが・・・。
・・・先日、某緑色銀行の担当者から説明がありました。
近々WEB取引の手数料が下がりますよ~これは良いこと。
窓口やATMからの振込手数料は上がりますよ~2年後には通帳発行時に手数料かかりますよ~エッ?。
いずれ通帳発行が有料になるかも・・・と思っていたが、その時が来ましたか。
法人向けの案内だが、すぐに個人も対象になるでしょうね。
(手数料下げて色々と使いやすくするのでWEBでやってくださいねー、窓口に来なくてもいいですよー。)
連休最中の混雑緩和になりますね。
金融機関支店の統廃合が更に進みます。
行員の方々も何かとご苦労が・・・(ある?)。
キャッシュレスの流れで現金を見る機会が更に減りますね。
両替なんて誰もしなくなるのか。
ガルゲンメンライン
2021年9月22日 ブログ
日経紙連載「境界のクリーチャー十選」(10) ガルゲンメンライン
・・・ドイツ語で「ガルゲンメンライン」とは「絞首台の小さい人」という意味。なんとも薄気味悪い名前である。前面がガラスのランタン型の箱の中に封印されているのは、つぶらな瞳に大きな鼻、薄汚れたマントの下から植物の根のような足がのぞく小さな人。・・・
人の形をした根を持つ不思議な植物(薬草)マンドラゴラ~アルラウンとも呼ばれるモノらしい。
高麗人参・・・とも違う、摩訶不思議な植物?生物?妖精?のようです。
画像のガルゲンメンラインは、いかにも作り物っぽいのですが~「もどき」なんですかねぇ。
イワシの頭も信心から・・・「もどき」が、まことしやかに語られるようになって・・・博物館に鎮座しています。
「境界のクリーチャー十選」は今回で終了。
今日はどんなクリチャーと出会えるのか?と楽しみにしていました(芸術的クリチャー?)。
コラムにあるクリチャーの源は~人の心の中で生まれ、沸々と湧き出て来るものなんですねぇ。
人とクリチャーの境は・・・。
誰しもクリチャーを心に宿しているのか。
奥能登国際芸術祭2020✚
2021年9月21日 ブログ
「奥能登国際芸術祭2020✚」の鑑賞パスポート入手。
以前~2017年にも開催されており視察?しています。
珠洲市内を巡りながら芸術作品と味覚を楽しんだ良い思い出~。
モチロン!珠洲の~風光明媚な能登の自然も堪能しました。
さて~今回はいつ行きましょうか?。
コロナ禍で会期も少し伸びるようだが・・・(10月末くらい?)。
できれば1泊2日行程で行きたいが、様子見ながらですねぇ。
日帰り強行も!。
タランチュラ仮面
2021年9月20日 ブログ
日経紙連載「境界のクリーチャー十選」(9)
タランチュラ仮面
・・・黒光りする蜘蛛の体に、頬を赤らめ不気味に笑う色白で髭面の悪魔の顔が浮かび上がる。・・・
コラムでも「妖怪ハンター」に登場する得体の知れない存在を、このタランチュラ仮面に重ねています。
確かに諸星大二郎ワールドを彷彿させる。
この漫画は・・・いまだに一人では読めない・・・。(-_-;)
仮面は、1970年~80年代にかけてメキシコの仮面職人が制作し、古い儀礼用仮面として「由緒」付けられていたそうです。
初めて、諸星大二郎作品を知ったのは同年代辺りでしょうか。
遠く離れていても、同じようなインスピレーション得て~作品を生む才能は地上のあちらこちらに存在するのだなぁ。
恐ろしいモノ~不気味なモノは人類共通。
久しぶりに「妖怪ハンター」を開いてみようか・・・。
業務手帳
2021年9月19日 ブログ
書類棚の中に未使用の大量メモ帳発見。
「業務手帳」~とあり「指示事項」「完結印」の欄があります。
30年ほど前に存在した当社備品・・・懐かしい。
当社の歴史の1ページでもあるが~いつの間にか使われなくなっていました。
会社の引っ越し時にも、生き残り?紙がやや黄ばんでいるが使用には支障無し。
「業務手帳」・・・正直、なんとなく~あまり良い印象は無いものの、メモ用紙は必要なので使います。(^_^;)
社名入りの罫線入り用紙(B5)も健在です。
ビジネスの場ではデジタルやWEB全盛になっているが、手書き~紙資料は、まだまだ残るでしょうね。
我々世代が現役の間は大丈夫・・・(だと思う)。
WEBセミナー
2021年9月18日 ブログ
総勢100名ほどのオンラインセミナー・会議に参加しまいました。
PCの性能でしょうか?内臓スピーカーの音量が小さく聞き取りにくいので、外部スピーカーをつないでみる。
以前~WEB打ち合わせでイヤホンをつなげたら、PC内臓マイクが遮断されてしまうことがわかりました。
今回は聞くだけなので、発言することはは無いだろうな・・・でスピーカー。
確かに良く聞こえます。
セミナー半ばで、突然?ミーティングルームにランダムに振り分けられて・・・ルーム内のディスカッションを仕切る羽目に?。
聞いていないよ~!と言っても後の祭りです。
スピーカーを外すと、PCマイク復活しました・・・10分ほどでミーティングルーム終了・・・(焦った)。
多人数のWEB会議では、会議リーダーと発言者以外、画像・音声は切っておかないと通信速度に影響があるそうです。
自分も含め、不慣れな参加者がいるため、会議に関係ない音声や画像が頻発?していたのはご愛敬・・・。
慣れるとなかなか便利なモノですねぇ。
もっとも、事前準備はリアルもWEBも必須・・・。
イオンモール白山
2021年9月17日 ブログ
7月オープンの「イオンモール白山」初訪問。
また~大きいの作りましたねー。
平日訪問ですが、広大な駐車スペースは半分ほど埋まっています(どこにクルマを停めたのか?わからなくなりそう・・・)。
海側環状道路に接して各地からのアクセス良好で、周辺にも商業施設多し。
コロナ禍中とはいえ、周辺含め、土日は混雑するでしょうね。
最新の商業施設で当然キレイ、共用内外装(自然採光・植栽等)やテナント構成(飲食店・エンタメが多い)も時流にマッチしています。
買い物~というよりか、時間消費型の商業施設(大手にしか出来ない)。
わースゴイ!~の感想しかないです。
懸念?は、ここだけの問題ではないが、店舗スタッフのほとんどが若いこと。
商業施設スタッフは若者の方がいい~が常識化しています。
これは誰しも思うこと。
若年層の雇用形態(正規雇用・臨時)を考慮すると、企業側は臨時雇用を求めるでしょう。
臨時雇用は企業側としては良いが・・・。
しばらくは、実習生という名の国外労働力も期待出来ないでしょう。
将来~少子高齢化が進んだ際には、スタッフ採用が困難になる可能性も。
直ちに影響はないかもしれないが・・・。
最新の人気スポットから、日本社会が抱えるダークな面を見てしまうヒネクレモノです・・・。
ファイザー
2021年9月16日 ブログ
遅ればせながら、新型コロナワクチン接種してきました。
どちらかというと「接種しない派」だったが・・・同調圧力?に屈する。
(単に注射が嫌なだけなんだが・・・。)
接種したくても出来ない人々も大勢いるのに、こんな↑ワガママ言っていたらイケマセンね。
やはり、接種した方がイイな~と、考えが変わったのでした。
接種するのもしないのも、要求を優先させるので一種のワガママかと思います。
同じワガママなら、全体が良くなるだろう~と思われる方に向かう方がいいでしょう。
2回目接種はしばらく後ですが、副反応があまりありませんように・・・。
ワクチン接種しても手洗い・うがい・マスクは必須ですねぇ。