月別アーカイブ: 2022年6月
ヒューマンエラー
2022年6月26日 ブログ
兵庫県尼崎市市民46万人分の情報が入ったUSBメモリーが紛失したニュース。
委託業者が酔っぱらって!紛失したようですが、簡単に持ち出しできること自体驚きです。
記者会見ではパスワードについて、市側担当者が何気に言ったことも炎上しているらしい。
もしかしたら全国津々浦々~似たような状況だったりして・・・。
行政デジタル化の現状か?。
非難が尼崎市に集中している間に緊急是正措置!としてデータ回収がなされているかもしれません。
・・・でも、安易に行政批判出来ない面もあるような気がします。
勝手に送られてくるDMやセールス電話~個人情報は駄々洩れ状態。
SNS上では個人画像や情報がずっと前からあふれています。
個々人がセキュリティ対策しないといけない時代ですなぁ(難しいけど)。
日本史サイエンス 弐
2022年6月22日 ブログ
「日本史サイエンス 弐」 邪馬台国、秀吉の朝鮮出兵、日本海海戦の謎を解く 播田安弘
・・・九州か、近畿か、それともほかの場所なのか。邪馬台国の女王・卑弥呼はいったいどこにいた?
豊臣秀吉の朝鮮出兵が成功しなかったのは、李舜臣が率いる亀甲船に水軍が敗れたからか?
日露戦争の日本海海戦で日本がロシアに完勝したのは、東郷ターンによって丁字戦法が成功したからか?・・・(本書帯)
エンジニアである著者が、数字を駆使して歴史上の出来事を推理する「日本史サイエンス」の続編です。
邪馬台国の時代から蒙古襲来(前作「日本史サイエンス」)と秀吉の朝鮮出兵、日本海海戦そして戦艦大和(前作「日本史サイエンス」)~本シリーズで扱われている日本史の舞台は対馬~九州地域がメイン。
対馬~九州は朝鮮半島・大陸(外部勢力)と倭国・日本との交流点でもあり、非常時には最前線になった。
そのため、本書の邪馬台国の場所推理はかなり真実味があるように思いました。
秀吉の朝鮮出兵・日本海海戦は、後世の国策やイデオロギーが見え隠れする面もあるので科学の冷静な考察は興味深いです。
細かい数式~は読み飛ばして結論だけ見ましたが・・・巻末に至るまで、著者の科学技術への信頼と愛情?を強く感じました。
もし、「日本史サイエンス 参」があるならば~白村江の戦い・平城京(古代の都全般)・壇ノ浦の戦い~のサイエンスを希望します・・・。
危機管理庁
2022年6月18日 ブログ
「危機管理庁」新設を表明~の見出し、日経紙6月16日朝刊1面。
・・・岸田文雄首相は15日、首相官邸で通常国会の閉幕を受けて記者会見した。感染症対策の司令塔組織となる「内閣感染症危機管理庁」を新設すると表明した。(中略)管理庁は厚生労働省と内閣官房に分かれていた担当部門を一元化し、首相直属の組織とする。国立感染症研究所と国立国際医療研究センターを統合し、米疾病対策センター(CDC)をモデルとする「日本版CDC」を創設するとともに打ち出した。・・・
新型コロナウイルス禍は沈静化しつつあるが、将来、新たな感染症が猛威をふるうことも考えられます。
そうなった場合に迅速な対応を行う首相直属の組織なんですね。
「危機管理庁」~の文字を見て、「防災庁」禍威獣特設対策室専従班(禍特対) のような組織を思い浮かべてしまったが・・・感染症対策が主体。
そういえば「巨大不明生物特設災害対策本部(巨災対)」~という組織もあったなー。
両方とも首相直属の組織という設定。
架空組織も含めて~これらの組織があまり活動しないことが理想です。
「こども家庭庁」「危機管理庁」~役所が増えているが指示出すだけ?、実働部隊は従来通り現場まかせになるのでしょうか?。
金沢市立玉川図書館
2022年6月17日 ブログ
日経紙朝刊(6月15日)文化面 時代を映す図書館建築 十選(7)~。
金沢市立玉川図書館
・・・江戸時代から続く町家や茶屋街、赤レンガの明治建築、国内有数の現代美術館まで、金沢市は今や建築の街としても知られている。
金沢市立玉川図書館は、そんな街のあり方を予告していたかのように建っている。
赤レンガとミラーガラスの対比が印象的だ。赤レンガは1913年、大蔵省が建設したたばこ工場の外壁である。旧工場の一部を保存し、近世史料館に改修。図書館を新築し、つなげて79年に開館した。・・・
読書会会場として定期的に訪れている、谷口吉郎・谷口吉生親子での設計監修による建物。
あらためて著名な建物だったことを再認識しました。
建物と周囲の環境との調和も名建築であることの要素ですね。
門外漢ながら納得しています。
社会福祉法人
2022年6月16日 ブログ
約2年ぶりに、社会福祉法人 崎浦福祉会の会議に出席しました。
何故か?崎浦消防分団と、ほぼ同時期辺りから崎浦福祉会(上野こども園・涌波こども園)とも関わるようになっています。
決算書を見ると、多くの補助金が使われていますが、子供たちの安心・安全・健全のためには必要なこと。
コロナ禍関連の補助金・給付金の不正受給が問題になっているが、次世代育成にもっと重点配分していただきたいと思います。
・・・園児数が話題になりました。
崎浦地区では、令和7年以降園児数が減少の一途となるようです。
金沢市全域では園児増加の地域もあるというが、いずれは減少に転じる時期が来る・・・。
少子高齢化の人口動態・・・致し方なし。
目先の現象に一喜一憂してしまいがちだが、まちづくり政策や人口政策は、数十年単位で考えなければならないと思います。
ムタムタと個人で出来ることは限られる。
折しも「こども家庭庁」が設立されるというのでチョッと期待。