月別アーカイブ: 2023年5月
ペスト
2023年5月27日 ブログ
「ペスト」 カミュ 宮崎嶺雄/訳
ちょうど3年前の2020年初夏ごろ~新型コロナウイルス禍中に話題となった本書。
ダニエル・デフォー「ペスト」は読んだが本書は手つかずのままでした。
アフターコロナに読むのも意味があるかと~。
・・・アルジェリアのオラン市で、ある朝、医師のリウーは鼠の死体をいくつか発見する。ついで原因不明の熱病者が続出、ペストの発生である。外部と遮断された孤立状態のなかで、必死に「悪」と闘う市民たちの姿を年代記風に淡々と描く・・・。(本書カバー)
過去?となった新型コロナウイルス禍の記憶と重ねて読み進めます~が、訳なのか読解力が無いからなのか、とても読みにくいが・・・。(失礼)
第二次世界大戦後間もない、北アフリカのアルジェリア・オランが舞台。
患者に最も接触しているにもかかわらず、主人公(だと思う)のリウーは、感染しないんですね。 (^-^;
治療法が確立していたことと、閉鎖したおかげ?なのか、オラン市のペスト禍は1年程度で終息します。
デフォー版「ペスト」の方が、新型コロナウイルス禍へのリアリティがあったかも?・・・。
・・・戦争が勃発すると、人々はいう~「こいつは長くは続かないだろう、あまりにもばかげたことだから」。そしていかにも、戦争というものは確かにあまりにもばかげたことであるが、しかしそのことは、そいつが長続きする妨げにはならない。愚行は常にしつこく続けられるものであり、人々もしょっちゅう自分ことばかり考えてさえいなければ、そのことに気がつくはずである。わが市民諸君は、この点、世間一般と同様であり、みんな自分のことばかりを考えていたわけで、別のいいかたをすれば、彼らは人間中心主義者(ヒューマニスト)であった。つまり、天災などというものを信じなかったのである。天災というものは人間の尺度とは一致しない、したがって天災は非現実的なもの、やがて過ぎ去る悪夢だと考えられる。ところが天災は必ずしも過ぎ去らないし、悪夢から悪夢へ、人間の方が過ぎ去って行くことになり、それも人間中心主義者たちがまず第一にということになるのは、彼らが自分で用心というものをしなかったからである。・・・(P.55~56)
戦争と天災(ここでは疫病)への心構え。
残念なことに「ばかげたこと」は、世にはびこっています。
・・・ペスト菌は決して死ぬことも消滅することもないものであり、数十年の間、家具や下着類のなかに眠りつつ生存することができ、部屋や穴倉やトランクやハンカチや反故のなかに、しんぼう強く待ち続けていて、そしておそらくはいつか、人間に不幸と教訓をもたらすために、ペストが再びその鼠どもを呼びさまし、どこかの幸福な都市に彼らを死なせに差し向ける日が来るであろうことを。・・・(P.458)
今だから読むべき!と思いました。(難解でしたが)
思い出のすき焼き
2023年5月26日 ブログ
食べ物ネタが続きます。
白山市にある「犀与亭」さんが今月末で閉店すると聞きました。
初めて飲食店ですき焼きをいただいたお店です。(昭和の終わり際?平成初期だったか?)
その後、一度だけ訪れた記憶があるが20数年前かも。
持ち帰り用の牛鍋は、度々いただく機会がありましたが、それも食べられなくなってしまうのか・・・。
牛肉と糸コンとネギを卵でとじてあり、甘めな味付け~ごはんに合うし、お酒のおつまみにもなります。
後継者不在・設備老朽化~で、いったん閉店し新規開店予定と報じられていますが、是非再開していただきたい!。
飲食店の閉店・廃業は珍しいことではないが、その地域で昔から親しまれてきた飲食店が無くなるのは寂しい。
チェーン店は便利だが、ここにしかない!お店って貴重です。
フィッシュ&チップス
2023年5月24日 ブログ
フィッシュ&チップス~と言えば、イギリスの有名なファストフードの一つです。
食べる機会は少ないが、タマタマいただく機会がありました。
ダブル揚げ物!ビールと合うのだが、諸般の事情でアルコールはダメな場所です。(>_<)
第一印象、なんかイメージしていたのと違うな~。
ちょっとフィッシュの衣がゴツイな・・・もっとざっくり切ったポテトが良かったな・・・。
ファストフードだからコレでいいのかもしれないけど。
胸やけこそしなかったけど、しばらくは揚げ物控えようかと思います。
古参プリンター
2023年5月20日 ブログ
社内で使用中の10年以上モノのプリンターがあります。
メーカーの部品保有期間は切れていて、トナーといった消耗品もメーカー純正品扱いではありません。
以前トナー切れ予告の表示が出たので、トナーを購入しようとして判明しました。
とりあえず汎用品を購入して、トナー切れに備えましたが、その後かなりの長期間に亘る使用が可能でしたが・・・とうとうトナー切れ表示。
数年ぶりに交換したら、意外と手コズッテ焦る!(トナー粉を巻き散らかしたらどうしよう)。(>_<)
何とか無事に交換出来て印刷状況も問題なし。
以前にヤラカシテしまい、しばらくプリント物に黒い筋が付いていたことがあったので・・・。
次回はプリンター丸ごと交換かなー。
その頃はペーパーレス化が進み、こんなに大きいの不要になっているかも。
資源としての人材
2023年5月19日 ブログ
ドラッカー365の金言~5月19日 「資源としての人材」 人はコストではなく資源である。
2017年の5月19日でもこの言葉を取り上げていました。
アフターコロナが進む中で、飲食・サービス業の人手不足をよく耳にします。
現在日本の人口構成をみても。将来的には全ての産業における人手不足は確実かと。
働き手だけではなく買い手も減ります。
コストがかかったとしても売上として還元される。(長い目でみれば?)
世の中はバランスとれています。