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当たり前
2024年4月9日 ブログ
「崎浦消防運営協力会」の監査が、公民館で行われ無事終了。
何事もないのが当たり前?なんですが、無事に終えて安堵です。
・・・約10年後には消防ポンプ車と資機材運搬車の更新があり、加えて消防分団建物と隣接する崎浦公民館の建て替え検討(建築?)にも入っている・・・と話題に。
ほぼ同じ時期に、地域にとって大きな出来事が重なって到来します。
以前にもあったことだが、背景や環境が違うので、どのような形で落ち着くことになるのか?。
・・・これから、様々なことが決まっていくのでしょうけど、紆余曲折?ありそうな予感も。
当たり前という存在や出来事は~当たり前ではないのだなぁ。
あらぬ疑い?
2024年4月8日 ブログ
外出先でランチタイムに入った某飲食店。
ピークタイムだったので、席空いているかな?~と思ったがスッ!と座れてサッ!と注文できてヤレヤレ~安堵です。
注文の品到着まで、しばし読書タイム。
チョッと周囲を見ると、配膳待ちの方が多いような気がします。
まぁーピーク時で注文が重なったから、厨房は大わらわなんだろうな~順番でそのうちに来るだろう・・・。
・・・なかなか来ませんね。 (^_^;)
周囲の席も同様だが・・・あッ!配膳され始めたかな。
ここだけ遅いような気もするが・・・読書時間として有効活用ということで。
オーダー通ってないとか?やや不安になりかけた時に、注文の品がやって来ました!。
変な不安?をよそに美味しくいただきました~ヨカッタ、良かった。
あらぬ疑いをかけてしまい申し訳なかったです。 m(__)m
異邦人
2024年4月6日 ブログ
「異邦人」 カミュ 窪田啓作 訳
・・・きょう、ママンが死んだ。もしかすると、昨日かも知れないが、私にはわからない。養老院から電報をもらった。「ハハウエノシヲイタム、マイソウアス」これでは何もわからない。恐らく昨日だったのだろう。・・・(第一部)
昨年末に読もうとした「シーシュポスの神話(カミュ)」あえなく挫折しています。
本作は、薄めの文庫で読み易かった?が、やはりカミュは難解でした。
感情の起伏が少ない?ムルソー(主人公)・・・他人目線な文体がそうだからか。
そこまで世間に背を向けなくても、よかったのでは?裁判での死刑判決を控訴することもできたのに・・・不条理?。
不条理~ネットで調べると⇩⇩のようなことのようだが、解説も難解です。
不条理[名・形動]
1 筋道が通らないこと。道理に合わないこと。また、そのさま。「不条理な話」
2 実存主義の用語。人生に何の意義も見いだせない人間存在の絶望的状況。カミュの不条理の哲学によって知られる。
小説自体が不条理?です。
・・・すべてが終わって、私がより孤独でないことを感じるために、この私に残された望みといっては、私の処刑の日に大勢の見物人が集まり、憎悪の叫びをあげて、私を迎えることだけだった。・・・
この世間において(小説内では)ムルソーが「異邦人」(不条理を体現した人物)だった・・・ということでしょうか。
気合いのベルボトム
2024年4月5日 ブログ
日経紙4月2日(火)文化面~「愛と気合のベルボトム店」~。
◇ キツイ、でも好きだ・・・最先端の街・渋谷で伝え続けるロマン ◇ 津田幸英
渋谷のベルボトム専門店店主が語る、ベルボトム愛がカッコイイ!。
ベルボトム・ラッパズボン~1970年代ファッション?過去の遺物?アナクロ?・・・今でも現役のベルボトマーはタクサンいるようです。
・・・ベルボトムの起源には諸説あるけど、長引くベトナム戦争に疑問を感じ出した米国の兵士が抵抗の証しとして、ブーツ・インしていた裾をアウトにしたのが始まりという話が一番ロマンあるよね。(中略)社会に対するアンチテーゼとして、人種も性別も超えてみんなはく。平和と愛から始まったなんて、非常にピースフルでイイよね。・・・
日経紙らしからぬ、店主のコメントが、ベルボトマーらしく?ステキです。
オジサン・ベルボトマーかっこイイ!。
ベルボトム・・・履ける?(履けないかも)。
Waltz for Debby
2024年4月4日 ブログ
BGMとして音楽CDを聴く。
未だに?CD~ジャケットの画像があるからいいのです。
何気に聴いていたのが「ワルツ・フォー・デビィ(Waltz for Debby)」ビル・エバンス・トリオだった。
ビル・エバンス Bill Evans(ピアノ)、スコット・ラファロ Scott LaFaro(ベース)、ポール・モチアン Paul Motian(ドラム)
音楽(ジャズ)について語ることは出来ないが、ゆったりとした時間が流れる素敵な空間へ誘われます。
このCDを求めたのは、いつ頃だっただろうか?そしてきっかけは・・・。
CDには無いが、音源レコードからのスクラッチノイズが懐かしい・・・色々と思い出して音楽に浸っていました。
卯月朔日 戦国ブリテン
2024年4月1日 ブログ
「戦国ブリテン」アングロサクソン七王国の王たち 桜井俊彰
・・・イングランド王国成立前、六世紀後半から一〇世紀前半までの約四〇〇年間。ブリテン島は戦乱の世を迎えていた。アングロサクソン七王国時代だ。激しい抗争が繰り返され、七つの王国は栄枯盛衰の道を辿る。裏切りと策略が飛び交う中、問われる王の決断・・・。(本書カバー)
イギリスわからん~古代はもっとわからん~。
わからないから知りたい~で、手にしたのが本書。
七王国なのに八人の王様が登場・・・先ず王国名がわからない。
①ケント王国・エゼルベルト ②イーストアングリア王国・レドワルドとエドモンド ③ノーサンブリア王国・エドウィン ④マーシア王国・ペンダとオッファ ⑤ウェセックス王国・エグバードとアルフレッド そして、⑥サセックス王国と⑦エセックス王国。
いまでも地名が残る国名もあります。
実在したと思われる王様たちは、どのような活躍?暴挙?で歴史をつくっていったのかが語られる・・・。
王といえど戦いに際しては最前線で棍棒や剣を振るったでしょう。
七王国・・・ファンタジー感もあるが、現実は負ければ斬首され、領地は略奪されるバイオレンスな世界。
この辺りは日本の戦国時代と変わらない略奪経済が当たり前。
敵は隣国の時もあれば、デーン(ヴァイキング)の時も。
大陸からキリスト教が入って来たり、フランク王国の影響を受けたり~日本の歴史とも重ねていました。
古代の群雄割拠の名残りが、未だに影響を及ぼしているのが、現在のイギリスという国なのでしょう。(ファンタジー含めて・・・)
・・・七王国時代は、今も魅力にあふれています。国同士が抗争し、その中から強烈なリーダーが次々と現れて、また混沌が訪れて、さらにはとんでもない外敵が現われて、それをきっかけにもっと大きい、強い、新しい国になっていく・・・・(エピローグ)
貪愛瞋憎
2024年3月30日 ブログ
貪愛瞋憎(とんないしんぞう)という言葉に出会いました。
貪愛(とんない)の心、常によく善心を汚し、瞋憎(しんぞう)の心、常によく法財を焼く。(教行信証)
・・・瞋憎の心とは、自分の思い通りにならないことに対して、怒りや憎しみの感情を抱くこと。
ここでいう善心とは、自分らしく生きたいという思いを指し、法財とは自分という存在を表す。
欲望にまかせて貪ることが、自分らしく生きたいという心を覆い隠し、そこから起こっている怒りや憎しみが自分を壊してしまう。
この貪りを生み出すのが、執着(とらわれの心)で、欲しいものが出てくると、「あれが欲しい、これが欲しい」という欲望が生じる。
そして、欲しいものが手にはいらないと怒りが生じ始め、その怒りは周囲に害を与え、ついには自分さえも壊すことにもつながってしまう。
こうした心が日常生活で湧き起ってくる中、少しでもそうならないようにしっかりと自分を見つめることが大切。・・・
ドキッ!自分自身のことを言われているような・・・。
必要としているタイミングで「出来事」や「言葉」に出会うと思っています。
もしかしたら、今までにも身近にあったが、目や心に止まらなかったのかもしれない。
何かを求めていて、気づいたのが「貪愛瞋憎」という言葉。
出会いからどう考えるか、進むか?が試される。
100兆円で何ができる?
2024年3月27日 ブログ
「100兆円で何ができる?」地球を救う10の思考実験 ローワン・フーパー 著 滝本安里 訳
・・・突然、多額の資産を手に入れた白日夢を見たとしよう。城や南の島の隠れ家を購入し、友人をすべて援助し、世界のために少しばかり良いことができる。ところが、それがとんでもない額だったらどうだろうか。一〇〇兆円を持つことになり、しかも、それを一年間で使い切ることになったら?世界のためになること・・・人間の暮らし、あるいは地球環境の保全、あるいは科学の大きな飛躍にしか使えないというルールがあったら?・・・(はじめに)
100兆円~日本の国家予算(約114兆円)に匹敵する額の使い道を検討します。
① 人類の標準を上げる(貧困の一掃)
② あらゆる病気を治す(パンデミック対策)
③ カーボン・ゼロ(二酸化炭素の排出量の大幅削減)
④ 地球の命を救え(生物多様性・絶滅危惧種を救う)
⑤ 惑星への移住(月への定住・太陽系開拓)
⑥ 宇宙人を見つける(地球外生命の発見)
⑦ わたしたちの惑星を再設計する(脱炭酸社会)
⑧ 世界を菜食主義に替える(動物製品利用を最小化)
⑨ 新しい実在を発見する(素粒子物理学の標準理論を打ち壊す)
⑩ 第二の創世記(人類並の知能を持った機械?の開発)
既存のテクノロジーを利用すれば、それぞれに必要な額が100兆円以内で可能?。
全てを行えば約1,000兆円!で賄える???。
夢がある壮大な思考実験とも思ったけど・・・一部に偏った思想的?なものが感じられないこともないが・・・。
著者の地球環境への危機感の表れかと思います。
100兆円を運用?してもっと増やす!と俗っぽく思ったが、運用方法で地球環境がおかしくなってしまっては、元も子もないかもしれないな~。
政治的決断があれば可能なことだと思うが・・・。