虚言を申すべからず
以前、一日一格言~の本をみていると書きました。「名将名言録」火坂雅志 編からの引用です。(編者は、大河ドラマにもなった「天地人」の作者です。歴史モノとしては読みやすいので、何冊かは読んでいます。)
「上下万民に対し、一言半句にても 虚言(そらごと)を申すべからず」
北条早雲(早雲寺殿二十一箇条)
領民に、ごくわずかでも、嘘をついてはいけないとあり、さらに「一時的に述べる場合も、嘘を交えず、ありのままに」とあるそうです。敵を陥れるためには、何でもありであった戦国期に北条早雲はこう言っています。
お客様相手の商いにおいては当たり前のことです。また現代の組織なら領民を社員と置き換えることができます。
「ありのままに包み隠さず言うべし~」確かに正論だと思います。相手を騙すのは論外ですが、現代社会においては明け透けに何でも・・・という訳にはいかない場合も・・・あるの・・・かも・・・知れません。(歯切れ悪いです・・・。)
信用を重んじる仕事上においては「虚言を申すべからず」は当然かと思いますが、他の面においてはどうでしょう。時と場合によるのかもしれませんが、その判断基準は何でしょう。?
問題になっている、原発の件についてはどうなのでしょうか??