昭和の日
「昭和の日」というより「天皇誕生日」と言った方がピンッとくる、4月29日です。
報道で、震災被災者の方々へのお見舞いをされている天皇皇后両陛下のお姿に何故かしら、少々涙腺がゆるみます。以前は、このような光景をみても何とも思わなかったのですが・・・歳をとったか・・・。
平安末期から鎌倉時代初期の武士・僧侶・歌人?の西行が訪れた伊勢神宮で、次のように詠んだと云われています。
「 何事の おはしますかは 知らねども かたじけなさに 涙こぼるる 」
昔から引き継がれてきた日本人の、やんごとなき方々への想いや記憶が、ある年月を経ると覚醒するのか?どうかは分りませんが、何ごとかに畏敬の念をもつことは理由・理屈ではなく、正しい感覚であると思います。で、この内容はここまで。
さて、英国ではロイヤルウェディングが行われるようですね。彼の地には「Noblesse oblige」という、高貴な人ほど果たすべき社会的責任を負う道徳感があるといいます。ウィリアム王子も兵役に就いていたといいますし、国内外を問わず、ロイヤルファミリーには、報道されない自発的な無私の行動も多々あるのでしょう。(スキャンダルな報道を好むのも国内外を問いませんけど。)
今年の4月29日は、例年にもまして特別な日となりますね~。