猿丸の杜
・・・気を取り直してと・・・。
緑したたる季節(かなり蒸し暑いですが)。「笠舞」の地名由来でも書いた、猿丸神社です。
まわりの騒音も樹木に遮られているため、静かな別世界です。
金沢市史・寺社編によると~「石浦郷笠舞村鎮座、称猿丸宮、石浦三輪神社末社也。祭神不詳蓋旧社也」古くより猿丸大夫http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8C%BF%E4%B8%B8%E5%A4%A7%E5%A4%ABの居跡であると伝えられ、本殿に十一面観音像http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%81%E4%B8%80%E9%9D%A2%E8%A6%B3%E9%9F%B3と石刻の猿を安置してある。
また、犀川地域に分布する日吉山王信仰との関係が指摘されている~とあります。
「鎮守の杜」の記事https://a-palette.com/blog/2011/06/post-117.htmlに書いた信仰は「猿」に関わるもので、猿丸大夫も皇族です。またまた、歴史のロマンを感じます。
猿丸神社の暗黒面(?)に~丑の刻参り~があります。どの木が対象なのかは分かりませんが・・・・。
樹木に囲まれた別世界の夜は、異界への出入り口が存在・・・して・・・いる・・・?。