東北の雄

~名将名言録 一日一言 8月4日~

「知らん行末(ゆくすえ)計(はか)らんよりは、指当(さしあた)ることを為さんには如(し)かじ」

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伊達正宗(1567年~1636年)

~出羽長井地方で鮎貝氏が反旗を翻したため、正宗は軍議を開いた。

その席で、大敵である最上氏が援軍を送るのではないか、諸将の中にも鮎貝と通じ、最上へ内通している者がいるのではないかなど、紛糾した。

そこで正宗が口を開き、今は火急の時であると述べ、この言葉を結論とした。

ごちゃごちゃと考えても仕方なく、時を過ごして反抗が広がることを避けるため、今目の前にある鮎貝氏の反抗を叩き潰すべしというものだ。~

この言葉が無ければ「小田原評定」とか「会議は踊る~」といった結果に至ったかもしれません。

現在の日本の政治状況や震災問題が、このようにならないようにして欲しいです。

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最近の伊達正宗はこんな感じみたい・・・。まったく別人です。