寺田寅彦 随筆集

たしか5月下旬あたりから読み始めた「寺田寅彦 随筆集」全5巻。

他の本と並び読みしているとはいえ、まだ2巻目です。

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日常の風景を描いている内容なのですが、たまに・・・・さすがは著名な物理学者。目まいしそうな数式が・・・・。

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こんなのが登場すると、本を閉じてしまう。いや、とにかく読もう!と思ってまた開いて・・・しばらくして閉じる・・・を繰り返していました。

そんな中、本日(8月21日)の北陸中日新聞の社説タイトルはズバリ!「寺田寅彦を読み直す」。

~「天災は忘れたころにやってくる。」そう言った明治生まれの物理学者寺田寅彦が震災後、再読されています。人間と科学の関係の問い直しなのです。~

ちゃんと読め!と言われたような気がして、早速に再開しました。

難しい内容ばかりでなく、飼い猫を観察していたり、迷信にあるような化け物の正体を科学的に解説した内容があったりと面白く読める文章も、もちろんあります。

当初予想したとおり時間はかかるけど、読むぞ!、と改めて決意。