只、坐禅する。
本日(8月23日)、パレット1階部分は設備点検のため休館となっています。
なお、地下店舗、クリニック棟、北国銀行・金沢信用金庫は通常営業です。
そんな日の早朝、石川県中小企業家同友会 金沢中央支部の早朝例会(6:00~)で、大乗寺にて参禅体験をしてきました。
大乗寺 山主の坐禅についての講話後、坐禅堂にて坐禅・・・・。
坐禅は瞑想とは違うそうです。心、意識を使わない?と言われてもどういう感覚かやってみないとわからない。
目をつむることもない。ただ坐禅するのみ。
耳から入る、セミしぐれ・梵鐘の音・時折聞こえる自動車の音・・・は聞き流す。
正面の壁をぼんやりと眺める30分です。でも、こんな時に限って鼻のあたまが痒くなったりします。
「痒くなるってことは、その部分に手を触れたいという欲が出てきたということか。これが『痒さを意識した』ってことか?。意識を使わないということは、自然に任せるということなのかな~?」などと思ったりしているうちに坐禅が終了。
雨に濡れた庭が清々しいな~と思えたのも坐禅の効果か?。
その後、朝餉(お粥)をいただきます。
これは↑いただいた箸袋を、戻ってから撮影したものですが食事前に、この「心得」を全員で唱えます。
モチロン、坐禅中も食事中も、私語は禁止。ですから画像はありません。
玄米に近い状態のお粥に、紫蘇粉、擦りゴマ、塩ワカメのふりかけと薄いタクワン3切れのみ。
作法に従いいただきます。(正座で)
お粥を食べ終えた後、お椀に少量の白湯を注ぎタクワンでお椀の内側を拭い、ふりかけのあったお皿にタクワンとともにお湯を移し替えて、一緒に飲み(食べ)込んで終了。
毎日、この食事内容なら激ヤセするか?でも、煩悩だらけでは、一日で離脱しそうです。
坐禅は初めてでしたが、面白かった(?)です。山主の話によると、日本人より外国人の方が坐禅に興味があり、詳しいとのこと。
坐禅で日本を始めよう~ってこともありか?。
参禅体験を受け入れていただいた大乗寺さん、早朝にも関わらず、ご参加いただいた皆さん。
とても貴重な体験ができました。
ありがとうございます。(正座が辛かった。)