御神火
昨日(13日)の日本経済新聞・文化欄 着物文様の美 十選で紹介されていた着物。
秀吉が着用した(?)といわれる「富士御神火文黒黄羅紗陣羽織」。
富士の噴火をデザインしたらしい。マンガチックで、色使いも斬新。
古代から神神しい山として崇められてきた富士山。
その姿と噴火に畏敬の念を持ち、またその神力にあやかる為、戦場で着用する陣羽織に取り入れたのでしょうか。
今年は地震や台風で多くの被害が出ています。
自然は科学の力でコントロールできるし予測も可能な部分もありますが、人間もまた自然の一部でもあります。
自然(地球)の中から原料を取り出し、自ら制御できない「神火」を作ったのも人間か・・・。
ここ数日の高放射線量検出報道で、あらためて感じています。