仕込み時期
車多酒造さまの酒蔵見学へ。
ひんやりしたタンク室~中は、ほんのりと甘い香り。お酒の香り。
タンク内に誤って落ちてしまうと酸欠で命に危険が・・・・と注意を受ける。
ぶくぶくと発酵中。
他所で酒蔵見学はしたことはありますが、タンクをのぞき込んだのは初めて。
画像はありませんが、酒米を50%以上精米(精米歩合35%~45% 大吟醸用)したものを見せてもらいました。
とてもキレイ!で宝石と見紛うばかりの美しさです。何故、大吟醸が高価なのか?原料で納得しました。
酒蔵内が整理整頓されているのは当然です。
その後、山廃純米酒のレクチャー&試飲。左の「山廃純米吟醸」は美味かった。右の「山廃仕込純米酒」は2011IWC純米酒部門で最高位受賞。これはチョッと酸味が強いかな。
また近年は香りばかりを求める傾向があるとのこと。この傾向には天狗舞としては疑問をもっているそうです。
お酒・料理・器(伝統工芸品)・伝統芸能は強く結び付いています。そして、お酒は人間の歴史とともにあり~社会~を構成するうえで大切な役割を担っていると思います。
そのような「お酒」が多く作られるところは、地域社会が古くから成り立ち、文化の成熟度が高いのではないでしょうか?。
但しいくら、お酒を飲むことの正統性?みたいなことを語っても所詮は、ただの酔っ払いですけど・・・。
遅い時間にも関わらず、いろいろと説明していただきました車多酒造の德田常務さま、まことにありがとうございます。
お土産も頂戴しました。重ねて御礼申し上げます。