あるれっきーの
日本経済新聞「母と子 父と子 十選」 最終回
セザンヌ 「マルディ・グラ」
タイトルのマルディ・グラとはキリスト教のお祭りのようです。コスプレしてパレードにでも参加するのでしょう。
赤と黒の菱形模様の衣装を身に着けた、ずる賢い道化アルルカンに扮しているのは、作者の一人息子らしい。顔付きがイビツ・・・性格悪そう。
それに優しい顔で従うのが彼の友人。
親子の姿ではないですが、父像を投影した姿が友人扮するピエロなのか?。
明るい画風の印象がある作者ですが、この絵は何となく陰鬱さが感じられます。
親子の葛藤みたいなものがあったのでしょうか・・・。
こっちは楽しそうな「アルルカンとピエロ」アンドレ・ドラン