モモ

Facebook上で紹介されていた、ミヒャエル・エンデ「モモ」を読みました。

映画で有名な「ネバーエンディング・ストーリー」も代表作ですが、この作品は未見。

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表紙絵や挿絵も作者が書いています。

対象が小学校5・6年~という童話なのですが、内容はかなり考えさせられるものです。

日常的に時間がない・・・忙しい・・・、と何気に言葉にしています。

何故、時間がない?。何故、忙しい?・・・を考えさせられました。

30年以上前の作品ですが、当時もそうであっただろうし、現在でも状況は変わっていない。将来もそうなのかな。

また、「モモ」の前に読んだ「つながりすぎた世界」では、通信網と物流網の発達でのメリットもあるが、ほんのチョッとした出来事やトラブルが瞬く間に世界中に伝播することの危険性が述べられています。

 

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時間を節約するためや、調べものをする際にネットはとても便利なツールです。

節約した時間を何に使うか?。

簡単に情報を得ることは出来るが、必要以上に取り込み過ぎてはいないか?。

また、過剰に反応し過ぎていないか?。

 

この2冊を読み終えて「せまい日本、そんなに急いで何処へ行く。」という昔の交通標語を思い出しました。

効率・経済至上・・・は避けては通れませんが、チョッと立ち止まってもいいのか?~と考えること自体アマちゃんなのかな。