夏への扉経て~饗宴外交へ
「夏への扉」25年越しに読了。
ネコ語が著されて~「アオウ、クムオーン」「ニャゴォ、ルルウ、ニャン?」(なんと言っているかは小説で・・・)
近未来科学的時間旅行痛快猫小説でした。
只今は、同時進行で読み出した「饗宴外交~ワインと料理で世界はまわる~」に取り組み中。
著者は新聞社の外信畑を歴任された方で、迎賓館・首相官邸や国外では、ホワイトハウス・エリゼ宮・バッキンガム宮殿・・・の華やかな饗応メニューから、時々の国際政治や外交の背景を読み解こうする内容です。
料理やワインの華やかさに目が行きますが、そのメニューに至るまでの理由や経緯がとても興味深い。
どれだけお金を積んでも、お目にかかれない会場の雰囲気と料理の数々・・・。
どんな料理か想像し、頭の中で味わっているつもりになっています。(満腹にはならないが~。)
外交交渉は、机に座ってのやり取りだけではなく、この本のように食事を介して行われたりするのですね~。
実際はアンダーグラウンドな面の方が多いのかもしれませんが、見える部分は極力華やかに!。
華やかな中にも、主催者側の意図が表れている料理とワイン。
外交とは、とてもスリリングな交渉事だということを再認識です。