バルコニーからの眺め
日本経済新聞~窓辺の情景 十選~
ファン・アイク「宰相ロランの聖母子」1435年
例によって摩訶不思議な絵。
「窓辺の情景」なので、窓?というか外の景色が気になります。
外の拡大部、右の赤ちゃんイエスがコワイ・・・。
真中で下を見下ろす2人の人物は誰だ?。
孔雀のような鳥がいたり、橋の上には細かく人々が描かれている模様。
とても栄えているまちに見えます。
架空のまち並みのようですが、山があって川があって、橋が架かって・・・フィレンツェのまちを連想。
絵の前面にある、宰相と聖母子・天使のドラマと、後面のバルコニーから見える世界で繰り広げられるドラマ。
後面の世界(多分、俗世界・現実社会)の方に興味をひかれます。