霜月 朔日
その文字を見るだけで、寒さを感じる霜月(11月)の始まりです。(現実に寒い~。)
さァ、今月も気合入れて行くぞ!。
以前、記事にしたメリエスの「月世界旅行」が、上映されていたので見てきました。
「メリエスの素晴らしき映画魔術&月世界旅行」
地道な映像復元作業とメリエスの特撮へのこだわりが描かれています。
部分的にしか見たことが無かった「月世界旅行」の15分ほどの全編を見る。
現代から見ると、空想科学映画には程遠い、科学考証が無いファンタジー。
サイレント作品なので、セリフや効果音は想像しながら見ます。
~砲弾内に乗り込み、巨大な大砲で月に向けて発射。
いきなり月面に降り立ち、そのまま寝たり雪が降ったり・・・。
昆虫顔の月面人と遭遇し、いきなりにステッキで撃退するも、多勢に無勢、捕まってしまう。
ところが、月面の王?の前に引き出されるや、王に襲いかかり一瞬のうちにヤッツケてしまいます。
乗ってきた砲弾に再び乗り込んで、人の重みと追っかけて来た月面人が飛びついた勢いで砲弾を崖の上から落下させると・・・。
何故か、地球上の海に着水し帰還成功。
無事帰還の栄誉と、砲弾に飛びついた捕虜?の月面人を見世物にして大団円を迎えます。
帝国主義全盛時に制作された映画らしい?。
映画を見終えて、空を見ると月が輝いていた。
あの月面で、映画のドタバタシーンが繰り広げられて?いたのか・・・・。
月に行ってみたい!と思う強い気持ちが、実際に人間を月面に行かせた原動力になったのかぁ~。
輝く月を見て感じました。
この映画を見て月面に思いを馳せた人も、沢山いたんだろうな~。