温泉文化

石川県中小企業家同友会2013新春講演会に参加。

講師は「粟津温泉のとや」代表取締役社長 桂木 実さまです。

本年は創業702年目・・・。

とても歴史のある温泉旅館ですが、”経営”を意識したのは先代からで、以前は旦那様運営だったとか。

厳しい環境下、メディアを使った発信が功を奏し生き残っている。

温泉へ行く文化が消えつつあるのと、人口少子高齢化に対応して、建物の低コスト化と、敢えて企業から家業へ転換しコンパクトな経営を図っているといいます。

家業へと移行することで、まさに顔が見える経営となり、お客さまと従業員に安心感を与えられる。

温泉文化の継承と温泉街の再生が、今後の課題とのことです。

 

業種と対象客数は違えど、パレットも同じ立地に根付いた装置産業です。

参考になるコメントもいくつかありました。

 

また、北陸新幹線についても・・・。

開業1~2年は注目を浴びるだろうが、首都圏からみると北陸・金沢へ行くより、羽田空港から海外へ行くことと比較されてしまう。

交通費と移動時間は差がない。

地方から首都圏への移動手段としては便利なので、人が大きく移動してしまうかも。

・・・と、冷静な見方をされています。

期待高まる新幹線開業ですが、こうなる可能性が高いか?。

 

温泉に行きたくなりました~温泉文化の継承のためにも体感しなくてはいけないな。