お目出たき人

「友情」 武者小路実篤~を読みました。

 

学生時代以来~?イヤ~ッ、このような国語の教科書に登場するような作品は、読んだことはナカッタかな~。

この本も書店の棚を、ぼぉ~とながめていて偶然に手に取ったのでした。

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舞台は大正9年(1920年)頃の東京。

比較的裕福な階層(?)の家庭間での、友人関係~恋愛、そして失恋に至るまでの物語。

現代なら、相手とのコミュニケーション方法は、電話・メール等で気軽にやり取りできるが~、当時は直接に会話するか、手紙(恋文!)のやり取りしかない。

作品中に、ピンポン(当時の最先端遊戯?)をする場面が登場するが、作品後半でのボール・ラリーの如く、次々と現れる手紙を通しての、”会話”が面白い!。

 

自分にとって恋愛~なんて、遠い昔の物語。

ましてや、こんなに文学的(?)な経験もないが・・・。

 

ファイト!だ、作品中のN君!。気付いたら、感情移入していたぞ。