風立ちぬ
遅ればせながら、ジブリアニメ「風立ちぬ」を見てきました。
映画を見るのは1年ぶりくらい~それもアニメです。
喫煙シーンが多いとか~恋愛物語なのか、戦争物語なのか?と話題性がある映画。
個人的には、飛行機物語としてみたので面白かった!です。
人間と機械が共生?していた時代を感じる。
作品中の演出?で、発動機音は肉声で表しているし~。
その時代の機械はモチロン電子制御されていないし、設計時も手作業。
そして、紙と鉛筆から生み出される個性的な機体たち・・・。
主人公は、美しいと感じる機体から飛行イメージを描きます。
イメージポスター上の航空機は、三菱 九試単座戦闘機試作一号機。
主翼がハネ上がっている逆ガル翼が特徴。
この主翼を持つ他に有名な機体~。
映画にも登場した独ユンカース社製造のJu87 スツーカ。
F4U コルセア戦闘機
映画の主人公、堀越二郎氏設計による、大戦末期に登場した艦上攻撃機 流星。
そして、同設計の幻の局地戦闘機 烈風、ややハネ上がってます。
独・米機は武骨に見えますが、ひいき目もあるけど日本機は兵器なのに美しく見えませんか?。
映画を観てマスマスそう思うようになったかも・・・。
エンジンからオイルが噴き出すシーンで、「コレが国産のエンジンだ!。」
同僚との会話で、「我々は20年遅れている・・・。」
・・・という、セリフがありましたが、零戦を機に世界水準に達し、大戦末期における設計思想は世界最先端に達していた。
その立役者の物語・・・。
作品中の関東大震災のシーンもなかなか衝撃的。
地面が咆哮する!、波打つ!。 この時の効果音も肉声だった。
ジブリ作品を劇場で観たのは初めて。
大人の鑑賞に堪えうる、クールジャパンの代表作になるのでは?。(とムタムタ思う。)