聖地巡礼

聖地巡礼~Beginning~ 内田樹×釈徹宗(対談集)。

先日あった読書会の課題本を決めるなかで、これは面白い!と話題になっていたので読んでみる。

特に特定の宗教拠点を巡るのではありません。

また、サブカル的な”聖地”を訪ねるのでもありません。

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主に大阪~京都~奈良の神社・仏閣を著者たち(巡礼部)が巡りながら、その場所の歴史や由来などを語り、感想を述べあったりします。

タマ~にやっている「まち歩き」の拡大版みたい!。

思想家さんと、お寺のご住職さんなので、単なる観光の延長ではなく、かなり深耕した説明が付きます。

太古からの首都であった奈良・京都は”霊的”な思想の基で、まちづくりが行われたといいます。

大阪も昔から存在する有力な”まち”だが、時の権力者によって”霊的”な連携が断ち切られて常に国内では先頭に立てないらしい。

現在、今までに行われた、”霊的”に無秩序な再開発で、ますます低迷傾向にある?。

コレは面白い!。

登場する歴史上の人物や、”聖地”の位置を知りたいがために、検索サイトとマップを開きながら読む。

現地に行ってみたい!、聖地巡礼したい!。

本に書かれていた”霊性(オカルトではない、畏敬の念みたいなモノ?)”を、現地で感じてみたい!。

 

“金沢”は城下町。

お城がある小立野台を挟んで、寺町と卯辰山に寺院群があるのは軍事的な理由から~、と聞きますが、”霊的”な効果を図ってはいなかったのかな~?。

こんな視点で、”まち”を巡るのも楽しそうです。

続編を期待!。