地方都市はほどほどパラダイス

本日から年始明け社会が本格的に起動!。コチラはウォーミングアップ済み!(多分)です。

 

昨年末に、「地方にこもる若者たち」 都会と田舎の間に出現した社会 阿部真大 著を読みました。

というか、斜め読みです。

2013-12-30 13.05.14.jpg都会ほどではないが、地方の郊外には〇〇〇モールやロードサイド店が充実していて、近所付き合いはワズラワシイが友人もいて、そこそこ居心地がいい・・・。

 

最初は興味深く読みだしたのだが・・・、Jポップ論が突然(!)出てきた辺りから、すっ飛ばし見状態。(著者はコレが書きたかったのか?。)

地方都市でのアンケート調査に基づく検証をしているが、調査が”倉敷市”に限定されているうえに、サンプル数が50未満と少ないのでは?・・・と思ふ。

「岡山県倉敷市における~」のタイトルなら納得できるが、一都市だけ取り上げて「地方都市は~」というのはどうなんでしょう?。

それに倉敷は、地方だけどメジャーな地方都市ですしね。

(後編では、全国レベルの調査結果をもとにした地方の姿が述べられていました。)

著者さんは新進気鋭の社会学者なんですが、な~んか、不満が残ってしまいました。

 

出版社が上手なのかな~。

タイトルに踊らされて購入してしまう、”ダレかさん”みたいな連中はいるでしょうしね。

それに情報・物流インフラが整備された現代では、本帯のとおり「地方都市はほどほどパラダイス」を実感している方は多いのではないでしょうか。

 

無意識のうちに、”金沢”はいいな~を再認識したくて、この本を手にしたのかもしれない。