同志社大学 神学部
「同志社大学 神学部」 佐藤 優 を読みました。
著者が同大神学部で学び、友人たちと酒場でウオトカを何本も空けながら神学論争し、新左翼系運動にも関わった学生時代が克明に描かれています。
思想系の内容の辺りは、文字を追うだけで眠たくなる・・・。
そのために手こずりました。
学生時に、このような難解な内容が日常にあふれていたとは信じられない。
グータラ生活を過ごした誰かさんとは大違いなのでした。
外交官になってチェコスロバキアに渡りチェコ語を身に付け、チェコで神学を学ぼうとして、猛勉強を始める部分では、読み手も同じく勉強しているような感覚に・・・。
当然、著者との学力の違いをまざまざと見せつけられますが、その反面~もっと学ばなければ!、もっと本を読まなければ!との気持ちも湧いてくる。
外務省専門職員採用試験 受験記として読むのもアリです。
それにしても、トテツモナク優秀な人々は、世の中にタクサンいらしゃるのでした。