世界競罪か?

「新・世界経済入門」 西川 潤 著を読み終える。

不得手な分野のためか、やや時間がかかったのでした~。

2014-07-10 12.24.51.jpg

~日本にとって必要な道は、自己の資源以上の生活に安住するライフスタイルを見直すことから始まるだろう。~

本書まえがきに、イキナリ(!)書いてありました。

 

ここ10年来の経済状況と、それに伴う数々の課題の理解と復習になります。

どちらかというと課題が目立つが・・・。

そのためか、読んでいるうちに”未来”は、どんどん暗くなってきたかもしれない。

 

~この本では、世界経済が大きな変動期にあること、日本の変化がこれと軌を一にしていること、この時期に日本にとって「いつか来た道」に戻るのではなく、新しい豊かさを求めるもうひとつの出口があることを明らかにすることに努めた。~

で、本書は終えます。

「いつか来た道」・・・って何?、戦前のことを言っているのかな。

新しい豊かさ・・・って、経済的なそれではなく、心の豊かさを言っているのでしょう。

 

全体を通じて何となく現体制批判の描き方だったような感じを受ける・・・。

経済競争は世界全体に罪を生むのか?。