歴史ロマン 本能寺の変
本日19日(火)は館内設備点検&改修のために1階部分は休館となっています。
なお、地階とクリニック棟は通常通りの営業です。
「本能寺の変 431年目の真実」 明智憲三郎 著を読みました。
著者は、明智光秀の子・於寉丸(おづるまる)の子孫だそうです。
日本戦国史の謎・クーデターとして多くの歴史小説やドラマの題材になった、「本能寺の変」の新解釈が綿密な調査を基に述べられています。
ご先祖様の名誉回復?、黒幕は?と興味深い内容です。
初めてタイトルを見たときには、突拍子もないことが書いてある、「トンデモ本」かな~とも思ったが、読んでみるとそうでもない。
なるほど~そういう見方もあるな。
事実はこうだったかも?。
明智(土岐)一族の存続にかける画策に驚き!。
なんせ、400年以上も前の出来事です。
史料も限られ、その信憑性も分からないし確認のしようがない中で、記録を突き合わせながら、可能性が高いであろう史実を浮かび上がらせて行きます。
歴史の謎について、いろんな説が出てきたり、自分勝手に想像出来るのが歴史の楽しみ!。
歴史(記録)は勝者や後世の権力者によって作られます。
その時の治世や時流に都合がイイように~。
これは、400年前だろうと近代だろうと変わらない事実かも。
現代こそは、様々なメディアが跋扈して情報や歴史の操作は難しくなっています。
その分、受け手側もしっかりしないとね。