鬼才の画
奇絶怪絶!幽霊画 十選~
「閻魔と鵜飼図」 河鍋暁斎(かわなべきょうさい)
禁漁の罪で捕らえられ、川に沈められた鵜飼が冥府で閻魔の裁きを受けています。
鵜飼に慕い寄る鵜が、いじらしい~。
一枚の絵に連綿と続くドラマや背景がある・・・ような気がする。
特に「幽霊画」ということで、出現に至った過去があるから尚更かもしれない。
この絵は、裁きの後も想像できます。
そして作者の作品を探してみたら、面白い楽しい絵がタクサンありました。
特に気に入った一枚がコレ↓。
巨大化け猫の出現に驚くの図。
驚いている人物が笑っているように見えるのがイイ。
コントみたいなリアクションです。
化け猫もデカイだけで怖くないし・・・。
・・・先日、登った御嶽山が噴火して大変な事態になっています。
キレイな景色も瞬間に豹変する自然の脅威。
自然は、畏れ・敬う・祈りの対象だということを再認識です。