海辺のカフカ(上)
「海辺のカフカ」上巻 村上春樹 著 を読みました。
毎年のように、ノーベル文学賞授賞か!と話題になっている著者。
確かに話題作で、売れているみたいなんですが、マッタク未見です。
そんなに面白いのか?~それなら読んでみようと手にしたのが「海辺のカフカ」でした。
理由はとっても安直。
タマタマ上下巻に文庫化されていて、求め易かったから・・・。
さて、読んでみるか~のつもりが、深夜までかけて一気に読み切ったのでした。
読みやすい平易な文章だが、複数の話(回想シーン含む)が、同時進行して、その関連性が分からなかった。
でも、少しづつ結びついてきた。
SF?青春人間ドラマ?ミステリー?メルヘン?・・・と様々な要素が入り交じる、不思議なフワフワとした文章です。
そんな中にも、目を背けたくなるかなり露骨な表現もあるが、文にメリハリをつける為のエッセンスか。
何だかんだいって村上ワールドにハマっていた・・・。
下巻が楽しみ。