忠犬 ウーラ
降ることは分かっているものの、イザ積もるとウンザリ~してしまう雪。
今朝の除雪で、気だるくなってしまっています。
「火星のプリンセス」 エドガー・ライス・バローズ著 小笠原豊樹訳 を読みました。
SFアート十選で紹介され、本の表紙に惹かれて読んでみようかと・・・。
文庫版は、コレしかなかったこともあります。
原作が発表されたのが1912年といいますから100年以上前。
そして日本での出版が1965年と、ほぼ半世紀前という古典SFです。
著者が、物語の主人公で、南北戦争!の南軍騎兵隊大尉、ジョン・カーター本人の遺品として、この物語の原稿を受け取るくだりから始まります・・・。
科学的や生物考察は抜きにして、火星の大地で繰り広げられる冒険大活劇を楽しむ!。
そして、カーターとヒロインであるデジャー・ソリスとの恋愛は実るのか?。
かなり、ご都合主義なストーリーも満載で、タイヘンに分かりやすい展開です。
ヤヤコシイ人間関係もなし、とてもシンプル。
数年前に映画化されていたようですが、興行的には・・・だったようです。
中学生くらいの時に読んでいたら~大興奮していたかな?。
最も印象に残ったのが、ジョン・カーターに降りかかる数々の危機を、身を呈して救う火星犬(キャロット)ウーラでした。
見た目は怪物。
しかし、主人公にはとても懐き、とても忠実でいつも付きまとっている忠犬。
けな気で、かわいいヤツ!、ブサカワ犬。
本書を読みながら、画像を探してみたら発見。
読書中は、このイメージのままで描いていました。
デジャー・ソリスは・・・表紙イメージままで、妄想・・・いや想像です。