「疲れすぎて眠れぬ夜のために」 内田 樹
先日の課題書選びで候補に挙がった一冊です。
内田ワールドに引き込まれる・・・。
付箋をタクサン張り付けました。
理想と現実の差が「悩み」の根源。
すべてを肯定してくれるような包容力を感じる。
それらを、優しくほぐしてくれるような読後感でした。
不思議なモノで、直感で「読みたい!」と思った本には、いくつもステキなフレーズがあらわれることが多いと思います。
本書にあった「身体感受性」の一部だろうか?。
チャベチャベながら、後半の資本主義批判と取れる内容が、まるで現在の金沢における「北陸新幹線経済効果」に、当てはまる。
7年前が初版の本なのに・・・。