Museum
「筑波研究学園都市農林研究団地」からの帰りに、「東京国立博物館」を訪れました。
数少ない上京の機会に訪れる上野界隈の美術館・博物館は楽しい。
・・・とはいっても、何にもワカラン中での見学です。モチロン初訪問。
今回は、平成館で開催中の特別展「鳥獣戯画」を見ようとしたのだが・・・。
チケット売り場でも言われたが、「鳥獣戯画」にたどり着くまで2時間待ち!。
延々と続く列に見切りを付け、空いている「鳥獣戯画」の部分(乙・丙・丁)と有名な甲部の模写をサッと見て、平成館をあとにしました。
本館もやや混み合っています。
シーンと静まりかえった館内を期待したのだが、騒がしい・・・チョッと残念。
それでも、ココにしかないナショナルミュージアムの荘厳さは感じられます。
展示品とともに重厚なインテリアを堪能です。
そして東洋館へ。
ここは、今までの2館とはうって変わっての静寂空間。
中東~インドの仏像等の展示物が浮かび上がっています。
最高峰の照明・展示技術が駆使されている空間にたたずむ。
ここでしか見られない、感じられない「空気」が支配しています。
「鳥獣戯画」に2時間近く費やすより、この雰囲気を味わう方がステキだと思う。
展示品を見てもワカラナイし、忘れるがコレは体感できます。(アマノジャク発想)
そして、こんな展示品に注目。
5~6世紀 新羅の亀土偶だそうです。
子どもの頃に粘土で作ったことがあるような展示品。
トテツモナイ価値があるのでしょうけど、稚拙?にも思える土偶が、立派な展示ケースに鎮座しているという対比がオモシロイ。
収蔵品を全て展示しているワケではないので、また発見!を期待して来たいものです。