英国ワカラン
「物語イギリスの歴史(上)」 古代ブリテン島からエリザベス1世まで 君塚直隆 著
新聞書評で紹介されていました。
イギリスの正式名称は、United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland (グレートブリテン及び北アイルランド連合王国)。
面積が243,000平方キロ(日本の2/3)、人口が63,000,000人(日本の1/2)。
欧州大陸とは離れた島国なのに影響力が大きいのは何故?。
女王陛下の国、英国紳士、産業革命、ウイスキー、金融都市、サッカー・・・何かと話題になる国だけど、何となく知っているつもりでも、実はよくワカラナイことだらけです。
というワケで、上下巻を入手しやっと上巻終了。
~5世紀以降、ケルト人を駆逐しアングロ・サクソン人が定住したブリテン島。
11世紀、大陸のノルマン人が征服するが、常にフランス領土を求め戦争を繰り返した~(本帯)
先ず、英国史に登場する人名が似たような名が多く戸惑います。
エドワード、ウィリアム、ヘンリー、リチャード、フィリップ・・・。
加えて、2世とか3世とかヤヤコシイ。
日本史の藤原氏、源氏、平氏も似たようなモンか。
本書を見る限り国内や国外遠征で争いが絶える間がなかったし、その費用獲得のために税収を上げる必要があった。
議会政治発祥の地~といわれるのは、戦の課税強化が目的だったのでは?と思ふ。
1603年のエリザベス1世逝去で、本書(上巻)は締めくくられましたが、この辺りまで英国~欧州史は、争いに明け暮れる、かなり野蛮な世界だったことを再認識です。
自然に近い人間の性?。
日本も同様だが・・・。