文月 晦日 犬&猫
犬~十選
▷10 小林庫径 「犬と柘榴(ざくろ)」
ざっくり割れた柘榴は、母性の優しさと恐ろしさを象徴しているとコラムにありました。
その色鮮やかな柘榴とは対照的な真っ白な犬。
子孫繁栄の象徴でもある犬とともに描かれた意味は、やはり作者の母親への思いを表したものでしょうか。
そう見ると、何となくさびしげな表情からも、白犬が遠くを見つめる先には母親の姿があると思う。
猫画像も発見、「猫」
凛然!として佇むニャンコ。
↑の犬とは正反対のキャラクターを感じます。
さて、楽しみにしていた連載もこれで最終回。
今後も、興味ある切り口の好連載に期待です。