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~名将名言録 一日一言~ 九月二十七日
物事、小事より大事は発(おこ)るものなり、油断すべからず 伊達正宗 「名将名言録」
大事件はいきなり起きるものではなく、その時には取るに足りないと思われた小事が、次第次第に積み重なり、やがて大事となるものであるから、その時々の小事に油断してはならない・・・。
実際に、伊達正宗は些細なことでも、自ら事細かに指示を与えなければ気の済まない性格であったようです。
大きな事故が起きた際に、よく耳にする 「ハインリッヒの法則」 というのに似ています。
伊達正宗は、この法則が提唱される約300年前から、既に同様のことを言っていたのでした。
些細なことにも油断してはならない・・・と、自ら言ったり、周りからも聞いたりします。
しかし、残念ながら~事故や災害は絶えません。
身の周りで災害や事故が起きていないのは、単に運がイイだけなのかもしれない。
あらためて、ヒヤリ・ハットの小事にも気を留めていかなければ。