面従腹背・・・
日経紙「私の履歴書」 葛西敬之(JR東海名誉会長)が面白い!?。
管理側から描かれた旧国鉄内での労組との対立や、そのやり取りが面白く読めます。
こんなサボタージュされたら頭に来るな~、そしてその対抗策がスカッ!とするな~。
ほとんど知らなかった国鉄の状況が赤裸々?に出てきます。
「国鉄分割民営化」を進めるも、国鉄上層部から数々の抵抗を受けてしまう。
その中で、出会った瀬島龍三氏との会話が秀逸。
葛西:「管理委員会の答申が出ても、いまの体制では面従腹背のまま何も進まない。人事の刷新が必要です」
瀬島:「重役がある日全員いなくなったら、国鉄の輸送は大混乱するだろうか」
葛西:「重役がいなくたって、列車は毎日同じように動きますよ」
瀬島:「そうか。1ヵ月ぐらい止まるかと思っていたのだが」
そして最後の言葉はサラに強烈です。~
瀬島:「覚悟を決めてやりたまえ。国家は君たちを見捨てるようなことはしない」
今でもこう言い切れる方って、イ・マ・ス・ヨ・ネ?。