「人間」らしくやりたいナ
~日経紙 新聞広告のチカラ 十選~
サントリー「トリスウイスキー」(1961年)
当然ながら、リアルタイムで見たことはなく、後年知った有名な広告。
イラスト・・・柳原良平
コピーライター・・・開高 健
第二次世界大戦終了から16年後の広告です。
当時は誰しも経済的な豊かさを求め、昼夜を問わずに奮闘していた時期だった。
そんな中でも、未来を見越したようにアンクルトリスはこうツブヤク。
「人間」らしくやりたいナ
トリスを飲んで「人間」らしくやりたいナ
「人間」なんだからナ
ホンワカ~とした温かみのある広告。
オリジナルも紙が黄ばんでいたのでしょうか?。
イイ感じに、歴史がにじみ出ていると思います。
豊かさと多くの夢を、誰しも共有できたであろう良き時代だったのでしょう。
これからも、このような名広告が発表されますように。