皐月 晦日 ~心をかたちに~
新聞にあった仏像。
今月22日まで京都国立博物館で開催されていた「禅~心をかたちに~」の広告でした。
お腹が開かれ!そこから仏様が顔を覗かせています。
何ともグロテスクな感じ~、痛そー(>_<)。
調べてみると、羅怙羅尊者(らごらそんじゃ)という釈迦の実子だそうです。
十八羅漢坐像(じゅうはちらかんざぞう)のうち「羅怙羅尊者(らごらそんじゃ)」
范道生作 江戸時代 寛文4年(1664)|京都・萬福寺
羅漢(阿羅漢)とはサンスクリットのアルハットを音で写したもので、釈尊の弟子のなかでも、その教えをよく理解した優れた修行者のことです。そのひとりの羅怙羅尊者は、釈尊の実子でした。顔が醜かったとも伝えられる羅怙羅ですが、心には仏が宿っていることを自分の胸を開いてみせています。本像は、中国人仏師・范道生(はんどうせい)の作です。
(「禅~心をかたちに~」のHPから抜粋)
マサに、心をかたちにした仏像。
以前に書いた宝詩和尚立像を思い出しました。
腹を割って話し合う~、仏(真実)は自らの中にある・・・?。
来月(水無月)も、自分を(公序良俗に反しない範囲で~)さらけ出して行きましょう!。