この日本で暮らし続けていくために
「新しい幸福論」橘木 俊詔(たちばなき としあき)
ますます深刻化する格差社会。
このなかで、どのようにしたら、より幸せに生きられるのか。
格差研究の第一人者が、社会のさまざまな制度の問題点を指摘しつつ、経済学のみならず、哲学、社会学、心理学などから考える。
経済的な豊かさに留意し、心豊かな人生をおくるには~個々人と社会のあり方を提言。(本書カバー)
著者は日本のピケティとの言われているらしい。
何が語られるのだろう?・・・期待を持って読み出しました。
・・・チョッと肩透かし。
目新しいことは書いてなかったような~。
「成長から成熟へ~さよなら経済大国」「里山資本主義」「資本主義の終焉と歴史の危機」「下り坂をそろそろと下る」とか~ここ数年は、この手の地道にやっていこう・・・、物質ではなく、心の豊かさ重視の内容をよく見聞きします。
自ら知らず知らずのうちに、その手ばかりをチョイスしているのかも?しれないが。
でも、現実なんです。